慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
ドイツ語(上級)Ⅳ-B
担当教員名
山口 祐子
科目設置 総合教育科目 授業形態 夏期スクーリング
科目種別・類 外国語科目/ドイツ語 単位 1
キャンパス 三田 共通開講学部 -
設置年度 2022 授業コード 22237
開講期間 III期 8/22~8/27 曜日・時間等 3~4限 13:45~17:30

授業科目の内容

このクラスでは、ドイツ語圏を理解するために重要で興味深いテーマを扱ったテクストを読みながら、語彙を増やし、正確な読解力を身につける練習をします。合わせて、中級文法の復習も行います。必要に応じて、発音や聞き取りの練習を行います。
授業の進め方の詳細は、初回授業冒頭でも説明します。指定教科書の後半を扱いますが、必要に応じて教科書前半の関連項目を説明することがありますから、毎回必ず教科書を持参してください。

第1回講義内容
Kapitel4のLesetext1「Blog aus Wien」(34ページ~35ページ)を読みます。35ページ「Fragen zum Text」に答えられるよう準備してください。※以後、テクストに関連する「Fragen zum Text」や「Aufgabe zum Text」に登場するドイツ文は必ず日本語に訳しておいてください。テクスト本文を読む前に「Fragen zum Text」や「Aufgabe zum Text」のドイツ文に目を通しておくことをおすすめします。

第2回講義内容
仮主語esの用法と、完了形、分詞の確認をします。36ページ~37ページのÜbung1、Übung2とAufgabeの解答を準備してください。余裕があれば、37ページのHörübungに挑戦します。

第3回講義内容
Kapitel4のLesetext2「Ein Brief von Salieri aus dem Himmel an eine Filmzeitschrift」(38ページ~39ページ)を読みます。39ページの「Aufgabe zum Text」に答えられるよう準備してください。そのうえで、絶対比較級と絶対最高級の復習をします。39ページのÜbung3、Übung4の解答を準備してください。余裕があれば、41ページのHörverstehenに挑戦します。

第4回講義内容
Kapitel5のLesetext1「Welterbe allgemein」(42ページ~43ページ)を読みます。43ページの「Fragen zum Text」に答えられるよう準備してください。

第5回講義内容
分詞構文と受動態の確認をします。教科書43ページ~45ページのÜbung1、Übung2、Übung3の解答を準備してください。

第6回講義内容
冠飾句の確認をします。45ページのÜbung4の解答を準備してください。そのうえで、Kapitel5のLesetext2「Weltkulturerbe」(46ページ~47ページ)を読みます。写真とテクストを一致させる課題の解答を用意してください。余裕があれば、47ページのAufgabeに挑戦します。

第7回講義内容
Kapitel6のLesetext1「Erfindungen」(50ページ~51ページ)を読みます。51ページの「Fragen zum Text」に答えられるよう準備してください。

第8回講義内容
関係文の確認をします。52ページ~53ページのÜbung1、 Übung2、 Übung3の解答を準備してください。そのうえで、Worträtsel(53ページ)も扱います。必要があれば、55ページのÜbung4を使ってzu不定詞句の確認をします。

第9回講義内容
Kapitel7のLesetext1「Der Mauerfall」(58ページ~59ページ)を読みます。59ページの「Fragen zum Text」に答えられるよう準備してください。そのうえで、接続法の用法をまとめます。60ページと64ページの解説に目を通し、登場する例文の意味を考えておいてください。合わせて、61ページのÜbung1の解答を準備してください。

第10回講義内容
Kapitel8のLesetext1「Neue Musik, neue Malerei」(66ページ~67ページ)を読みます。67ページの「Aufgabe zum Text」の解答を準備してください。そのうえで、wieの用法と不定代名詞についてまとめます。68ページと69ページの解説に目を通し、登場する例文の意味を考えておいてください。必要があれば、授業中に解答可能な練習を課します。

第11回講義内容
Kapitel8のLesetext2「Premiere in Japan」(70ページ~71ページ)を読みます。71ページの「Fragen zum Text」に答えられるよう準備してください。

第12回講義内容
全体のまとめを行います。

その他の学習内容
  ・課題・レポート
  ・予習が必要な授業です。必ず事前に指定された範囲の予習をしたうえで授業に臨んでください。各回の講義内容の中で指定された範囲については、最低限わからない単語を調べておいてください。Lesetextのうち「Fragen zum Text」など練習問題に関係する部分は必ず日本語にも訳していただきます。文法練習問題に登場するドイツ文も日本語に訳していただきます。具体的な予習の内容については、各回の講義内容を参考にしてください。

成績評価方法

授業各回での課題達成度50%、最終日の総括で課された課題の達成度50%を目安に、総合的に評価します。

テキスト(教科書)※教科書は変更となる可能性がございます。

ドイツ文化8章プラス・エクストラ/Ute Schmidt/Mechthild Duppel-Takayama/三ッ石祐子/和泉雅人 三修社 2022

受講上の要望、または受講上の前提条件

授業開始までに、必ず各回の講義内容で指定された予習をしたうえで授業に臨んでください。独和辞典を必ずご持参ください。ドイツ語の中級文法に不安がある方は、ご自身が以前使用した文法の教科書もご持参ください。各回の授業で扱う内容は、受講生の理解度に応じて、多少前後したり、変更する場合があります。