慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
ドイツ語(上級)Ⅳ-A
担当教員名
矢田部 清美
科目設置 総合教育科目 授業形態 夏期スクーリング
科目種別・類 外国語科目/ドイツ語 単位 1
キャンパス 日吉 共通開講学部 -
設置年度 2022 授業コード 22260
開講期間 II期 8/15~8/20 曜日・時間等 1~2限 9:00~12:45

授業科目の内容

〔授業の題目〕
Die deutsche Kultur und Geschichte ドイツ語圏の文化と歴史
〔授業の概要〕
本クラスでは、受講者のみなさんが卒業論文に向けドイツ語で書かれた文献の収集・読解・まとめができるようになること、さらには(可能な限り)文献内容について問いを立て考察を行えるようになることを目標にしています。そのため、ゼミナール形式による授業進行、すなわち、自らの発表や討論により受講者のみなさんが主体的に学習を進めることを予定しています。指定テキストは文学作品や論文読解への導入としてドイツのことば・文化・歴史・社会を概観する目的で書かれています。既習文法・慣用表現の定着を図りつつドイツ語圏の文化背景を学び直してみましょう。

第1回講義内容
導入・(受講者の)自己紹介

第2回講義内容
情報リテラシー演習(日吉メディアセンター)

第3回講義内容
テキスト第一章(Kapitel 1 Die deutsche Sprache)言語について

第4回講義内容
テキスト第二章(Kapitel 2 Germanen und Deutsche)民族について( 1 ) ~7 頁14行目

第5回講義内容
テキスト第二章(Kapitel 2 Germanen und Deutsche)民族について( 2 ) ~12頁19行目

第6回講義内容
テキスト第三章(Kapitel 3 Das Reich und der Nationalismus)帝国と国家主義について

第7回講義内容
テキスト第四章(Kapitel 4 Die Kultur und die Politik)文化について( 1 ) ~26頁22行目

第8回講義内容
テキスト第四章(Kapitel 4 Die Kultur und die Politik)政治について( 1 ) ~31頁25行目

第9回講義内容
テキスト第四章(Kapitel 4 Die Kultur und die Politik)文化について( 2 ) ~35頁12行目

第10回講義内容
テキスト第四章(Kapitel 4 Die Kultur und die Politik)政治について( 2 ) ~39頁 6 行目

第11回講義内容
発表

第12回講義内容
試験および総括

その他の学習内容
  ・課外授業
  ・課外授業(日吉メディアセンター)第2回参照。 課題が課されることがあります。

成績評価方法

平常点(50%)、発表内容(30%)および試験の結果(20%)で総合的に評価いたします。

テキスト(教科書)※教科書は変更となる可能性がございます。

ドイツ・ことばと文化 /国信浩洋・安藤勉 (編) (Harold von Hofe (著)) 朝日出版社 1989

※出版社にてオンデマンド印刷対応になっているため、一般流通がありません。大学を通じてご購入下さい。

参考文献

必要に応じ、授業内で紹介いたします。

受講上の要望、または受講上の前提条件

・第 3 回以降の授業において、ゼミナール形式にて受講者に教科書や事前配布された関連文献の指定された範囲について、問いやそれに対する調査内容を紹介してもらう、討論に参加いただくことを考えています。第11回にそれらをまとめた各自の発表を予定しています。発表は口頭、紙によるレジュメやスライドを用いたものなど希望によります。
・受講者の人数や理解度・希望により授業予定の順序や進度の変更がありえます。
・辞書と以前使用した文法の教科書を適宜ご持参ください。