授業科目の内容

　図書館のしくみや学術情報の特性を知り、大学生・社会人に必要な情報リテラシー（情報活用能力）を身につけられるように、講義と操作実演により実践的な授業を行ないます。
情報リテラシーとは情報を主体的に活用する技能のことで、主に収集・整理・保存・加工・発信などを指します。
本塾図書館をはじめとする図書館の利用方法や、学術情報の特性を知り、データベースやサーチエンジンを用いた情報検索方法を理解することにより、レポートや論文のテーマ設定や執筆に用いる文献の調査や入手が効率よく行えるようになります。
また、情報を正しく理解・評価し、自ら発信するために必要なスキルを身につけることを目指します。

第1回講義内容
ガイダンス：情報を検索するとは

第2回講義内容
検索の仕組みとデータベースの種類

第3回講義内容
インターネット情報の検索：サーチエンジンの使い方

第4回講義内容
情報リテラシーの重要性：検索戦略と検索の評価

第5回講義内容
図書館の仕組みと利用

第6回講義内容
図書を探す

第7回講義内容
学術情報の特性

第8回講義内容
学術的な雑誌記事・論文を探す

第9回講義内容
新聞記事を探す

第10回講義内容
統計情報や公的資料を探す

第11回講義内容
情報の整理・発信のための情報スキル

第12回講義内容
総括と補足・講評

その他の学習内容
　　・課題・レポート
　　・小テスト
　　・小テストは6回(講義2回毎に小テスト1回）実施します。課題は復習として授業最終日から1週間以内の提出を想定しています。講義毎にリアクションコメントの提出を求めます。リアクションコメントの提出方法については初回の授業内で説明します。

成績評価方法

小テスト、課題、リアクションコメントにより総合的に評価します。

テキスト（教科書）※教科書は変更となる可能性がございます。

スキルアップ! 情報検索: 基本と実践 新訂2版/中島玲子ほか 日外アソシエーツ 2021

参考文献

プリントを適宜配布する

受講上の要望、または受講上の前提条件

対面授業は一般の教室で行ないます。授業内での演習はありません。
授業後に各自で演習し、範囲を復習しておいてください。

小テスト・課題・リアクションコメントの提出は、所定の授業支援システムを利用します。
学外で各自の機材を使用してインターネットに接続し、回答を提出できることが受講上の前提条件となります。

演習に際してはインターネットに接続可能なPC（パソコン）が必要です。
スマートフォンやタブレット端末では機能が制約される可能性があります。
インターネットのブラウザ（閲覧ソフト）の基本的な利用、キー入力、データ保存には慣れておいてください。