科目名 | |||
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地域研究(現代中東論) | |||
担当教員名 | |||
錦田 愛子 | |||
科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 2 |
キャンパス | 日吉 | 共通開講学部 | 文学部、経済学部でも開講する。 |
設置年度 | 2022 | 授業コード | 72242 |
開講期間 | I期 8/8~8/13 | 曜日・時間等 | 3~4限 13:45~17:30 |
本講義では、中東政治を理解するために必要な基礎知識の習得を目的として、現代中東の歴史、イスラームと政治変動に関連したテーマを取り上げる。現存の中東諸国体制はどのように形成されたのか、中東における宗教と政治の関係、「9.11」や「アラブの春」、シリア紛争、「イスラーム国」の台頭など、近年の政治動向は中東政治の枠組みではどう理解されるのか。転機となった主要な出来事について、その背景と影響を多面的に捉え、理解を深めていく。
第1回講義内容
イントロダクション:中東地域概論
第2回講義内容
中東諸国体制の成立過程:オスマン帝国の盛衰
第3回講義内容
イスラーム概論
第4回講義内容
中東・イスラームの多様性:サウジアラビア
第5回講義内容
中東・イスラームの多様性:イラン
第6回講義内容
聖地エルサレムと啓典の民:パレスチナ問題
第7回講義内容
転機としての湾岸戦争
第8回講義内容
「9.11」以後の世界:中東側の視点
第9回講義内容
終わりなき対テロ戦争
第10回講義内容
「アラブの春」の顛末
第11回講義内容
シリア紛争と「イスラーム国」
第12回講義内容
ヨーロッパにとっての中東:シリア難民がつきつけた問い
その他の学習内容
・課題・レポート
平常点(出席を含む)および課題レポートの結果を合算して評価する。
プリントを適宜配布する
授業時に講義用レジュメを配布する。
プリントを適宜配布する
授業時に参考文献リストを配布する。
受講に際して前提知識は必要としません。授業の内容は基本的に時系列に沿って進めますので、前の授業の内容を復習し、十分に理解できているか確認しておいて下さい(30分程度)。また対象国の地理的な位置関係が不安な場合は、各自地図で確認しておいて下さい。関心に合わせて参考文献を各自で講読し、課題レポートの作成に活用して下さい。