科目名 | |||
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社会科・地理歴史科教育法特論Ⅲ | |||
担当教員名 | |||
中間 和洋 | |||
科目設置 | 教職科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 教職 | 単位 | 2 |
キャンパス | 三田 | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2022 | 授業コード | 82204 |
開講期間 | III期 8/22~8/27 | 曜日・時間等 | 1~2限 9:00~12:45 |
本講座は、中学社会科及び高校地理・歴史科教員として勤務した私自身の実務経験を踏まえ、これから皆さんが社会科・地理歴史科の教育実習を行っていく上で、必要な教科指導に関する知識や実践的な技能を身につけていくことが狙いです。「社会科・公民科教育法特論Ⅲ」同様、教材研究の方法、授業案の作成、そして、それに基づく模擬授業の実施、学生・担当教員を交えた意見交換と相互評価などを行いたいと思います。
教材研究の内容としては、この講座では地理歴史分野を扱っていくということから、中学社会科の「地理的分野」および「歴史的分野」、また、高校地理歴史科の所属科目として新設となった「歴史総合」、「地理総合」、さらに「世界史探究」、「日本史探究」および「地理探究」を対象にしていきます。しかし、これらの科目は、2022年度から新カリキュラムに移行していきますんもで、現段階では、探究分野に関しては、まだ現場にも教科書の見本なども紹介されていない状況なので、内容に関しては、現在わかっている情報の範囲で、説明していきたいと思います。
皆さんに、提出していただく提出物の内容としては、以下の通りです。
1)各講義の際に最後に提出して頂くリアクションペーパー。
2)学習指導案の提出(中学と高校科目各1回計2回程度)
3)最終レポート課題:社会科校外学習の実施案(中学・高校の対象科目は問わない)
以上です。
第1回講義内容
イントロダクションⅠ〔社会科・地理歴史科のカリキュラムについて〕
第2回講義内容
イントロダクションⅡ〔社会科・地理歴史科の教材研究〕
第3回講義内容
中学校社会科・学習指導案の作成について
第4回講義内容
中学校社会「地理的分野」の教材研究と模擬授業
第5回講義内容
中学校社会「歴史的分野」の教材研究と模擬授業
第6回講義内容
高等学校地理歴史科・学習指導案の作成について
第7回講義内容
高等学校「歴史総合」・「地理総合」について
第8回講義内容
高等学校「歴史総合」・「地理総合」の教材研究と模擬授業
第9回講義内容
高等学校「世界史B」・「世界史探究」の教材研究と模擬授業
第10回講義内容
高等学校「日本史B」・「日本史探求」の教材研究と模擬授業
第11回講義内容
高等学校「地理B」・「地理探求」の教材研究と模擬授業
第12回講義内容
振り返り
大学キャンパス内及び周辺地域のフィールドワーク例(画像等での案内)
その他の学習内容
・課題・レポート
各回の小レポート〔リアクションペーパー〕、学習指導案の作成〔中学社会科・高校地理歴史科〕、最終レポートである社会科校外学習の実施案作成を総合する。
それぞれ期限を守り提出すること。
プリントを適宜配布する
・1-1718 文部科学省教育課程課編『中学校学習指導要領解説 社会編』(株式会社東洋館出版社、平成30年)
・1-1815 文部科学省『高等学校学習指導要領解説 地理歴史編』(株式会社東洋館出版社、平成31年)
各自購入またはPDFをダウンロードすること。
・文部科学省検定済教科書の中学校社会科または高等学校地理歴史科分野・科目・出版社は問いません。
ただし、模擬授業を実施する科目・分野の教科書を用意してください。新規購入する場合は、教科書販売専門店で購入してください。
東京では、「第一教科書」〔新宿区百人町1-22-20、中央線大久保駅南口徒歩1分、03-3363-2764〕で購入するとよいでしょう。
プリントを適宜配布する
担当者が行う講義形式の回と、皆さんが模擬授業を実践して相互に意見交換を行う回とがあります。模擬授業の際には、教師役として授業実践を行うと共に、また一方で生徒役として、授業に対する意見を述べてもらう場面もありますので、そのつもりでいてください。リアクションペーパー(小レポート)と中学・高学の学習指導案、および全体レポートである社会科校外学習の実施案を総合して、評価を出す予定です。
あり