科目名 | |||
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新・相続法 | |||
科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 1 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2022 | 授業コード | T0EC000204 |
民法・相続編を対象とします。ある人が死亡し、権利能力を失った結果、その者(被相続人)の財産について生じる権利義務の承継に関してどのようなルールが定められているかを理解します。法定相続のルール、遺言事項にかかわるルールを理解し、法定相続人の地位、相続人間の平等、遺言制度、遺留分制度の意義について理解します。
なお、2018年7月13日法律第72号により相続法が改正されました(2020年版六法には改正後の条文も掲載されております)。また、相続法(民法相続編)改正の施行日は3段階に分かれており、主たる改正部分は2019年7月1日から施行となっていました。相続法改正全体が施行の運びとなるのは2020年4月1日となります。今回の相続法改正は1980年の相続法改正後40年近く経過したことから、民法相続編にかなりの改正が加えられております。そこで、「新・相続法」は、相続法改正後の新たな条文内容を含めて学習を進めていただき、改正前の相続法との対比なども含め、相続法の課題を検討します。なお、2021年にも民法の一部改正による相続の部分的改正も行われました。
高橋朋子=床谷文雄=棚村政行『民法7親族・相続第6版』有斐閣、2020年
テキストはpart2相続法第7章以降が新・相続法の講義の対象となります。
全体像の把握に努め、理解できない部分は、参考文献で必ず確認し、理解を深めること。条文を理解すること。
民法─財産法及び親族法の知識が不可欠です。これらの分野について理解していることが必要です。
「親族法」
科目試験による。
①犬伏=石井=常岡=松尾『親族・相続法(第3版)』弘文堂、2020年刊行
②水野紀子ほか『民法判例百選Ⅲ(第2版)』有斐閣、2018年
基礎知識をふまえて論点を整理すること。教科書・参考書のまる写しはしないこと。参考文献①は相続法に関する基本的考え方について詳細な説明があり、学習の手掛かりにしてほしい。