科目名 | |||
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社会学特殊 | |||
担当教員名 | |||
姜 兌ゆん/小川原 正道 | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | 夜間スクーリング |
科目種別・類 | 第1類 | 単位 | 2 |
キャンパス | 三田 | 共通開講学部 | 法学部専門教育科目:日本政治論 |
設置年度 | 2022 | 授業コード | 72240 |
開講期間 | 10月6日(木)~12月22日(木) | 曜日・時間等 | 木曜日、18:20~20:05 |
本講義は、歴史的な観点を踏まえた上で、日本政治の問題の原因や経緯・展開の過程を論じ、現在の日本政治が直面している問題に対する理解を深めていくことを目的としています。
具体的には、日本における統治を考える上で欠くことのできない重要な要素である憲法や国会、内閣や政党についての理解を深めた上で、現代日本政治の特徴と課題の起源を近代という歴史的観点から探り、150年が経った今現在、それがどれほど変わったのか、あるいは変わらなかったのかについて考察します。
第1回講義内容
日本の憲法について、大日本帝国憲法と日本国憲法の相違点、共通点に着目して考察します。
第2回講義内容
日本の議会について、各国と比較しながらその機能について考察します。
第3回講義内容
日本の内閣について、総理大臣の権限を中心に考察します。
第4回講義内容
日本の政党について、戦前戦後の政党の変遷に着目して分析します。
第5回講義内容
間接民主主義の起源である19世紀世界の時代精神から、現代までの民主主義概念について考察します。
第6回講義内容
立憲政治の思想的起源である公議輿論から憲法制定までの過程をたどり、その政治思想史的意義について分析します。
第7回講義内容
政治権力の所在として天皇に着目し、政治権力の側面から天皇の位置づけの変遷について考察します。
第8回講義内容
政治権力の所在として人民に着目し、選挙制度の変遷からその権利がどう拡大してきたかを分析します。
第9回講義内容
自由主義と民主主義の対立と共存について、歴史的変遷を踏まえて考察します。
第10回講義内容
藩閥政治の展開と起源について、薩長藩閥から自民党派閥に至る歴史と現状を検討します。
第11回講義内容
日本ではなぜ立法(国会)より行政(官僚)が強いのかについて、歴史的観点を踏まえて考察します。
第12回講義内容
総括
その他の学習内容
・出席確認
出席および最終日に実施する試験の結果によるものとします。
プリントを適宜配布する
特にありません。