慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
ドイツ語第四部
科目設置 総合教育科目 授業形態 テキスト科目
科目種別・類 外国語科目/ドイツ語 単位 2
キャンパス - 共通開講学部 -
設置年度 2023 授業コード T0DB000301

講義要綱

ドイツ語第四部はすでに初級・中級レヴェルの学習を終えた学生を対象とし、卒業論文作成のための資料蒐集ができるレヴェルを目標にしています。分詞構文や冠飾句、接続法を用いた複雑な文も正確に読みとり、文章全体の要点を的確に把握する力を身につけましょう。

履修上の注意

再提出を繰り返さないように、レポートにとりかかる前に配布テキストを読みかえし、初級・中級の文法事項を確実にマスターしておいてください。

成績評価方法

科目試験によります。

参考文献

『独和大辞典』小学館
小栗浩『独文解釈の演習』郁文堂、1961年
中島悠爾ほか『初心者のためのトレーニングドイツ語』白水社、1994年
岩崎英二郎『ドイツ語副詞辞典』白水社、1998年
中島悠爾ほか『必携ドイツ文法総まとめ(改訂版)』白水社、2003年
岡田公夫ほか『基礎ドイツ語文法ハンドブック』三修社、2004年
中山豊『中級ドイツ文法』白水社、2007年

レポート作成上の注意

なんとなく訳してしまわず、常にドイツ語の構造を意識しながら訳しましょう。自信のない文法事項はその都度、配布テキストで確認してください。辞書を丁寧に読むことはとても大切な作業です。著者の意図に相応しい訳語を選択しましょう。辞書にない語が出てきた場合、複合語をばらしたり、前後の流れから意味を推量したり、常識を働かせることも必要です。文章全体の要点や流れを把握した上で、レポートを作成してください。自動翻訳ツールなどを用いて生成した訳をそのまま転用しているレポートは不可とします。