科目名 | |||
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日本史特殊Ⅳ | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 第2類 | 単位 | 2 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2023 | 授業コード | T0EA009903 |
テキストには、江戸時代から現代までの日本経済の流れが記されています。日本の「近世」から「近代」への移行過程がどのように進行したのか、そのなかで社会はどのように「変質」したのか、あるいはどのような面が「連続」しているのかを考えてもらいたい。さらに、日本の「近代」は、いかなる歩みを通して「現代」に至っているのかをも考察してもらいたい。そのような点を意識しながら、テキストを読んで下さい。
浜野潔・井奥成彦・中村宗悦・岸田真・永江雅和・牛島利明『日本経済史 1600ー2015』慶應義塾大学出版会、2017年
※浜野潔・井奥成彦・中村宗悦・岸田真・永江雅和・牛島利明『日本経済史 1600ー2000』慶應義塾大学出版会、2009年を用いて学習しても構いません。
まずテキストを丁寧に読んで理解することをめざしましょう。読むなかで、難しいと感じる部分もあるかもしれませんが、その場合は、日本史や経済学の辞典類を参考にしながら、用語や学説などに対する知識を付けましょう。そのような学習を通して、一つ一つの事柄を理解して読み進めて下さい。おおよそ理解できたら、勉強の場を関連図書類(テキスト末尾の参考文献など)に拡げ、理解を深めるとともに、関心を拡げて下さい。
高等学校レベルの日本史の知識と、経済学の基礎的な概念や理論をある程度知っておいた上で履修することが望ましい。
科目試験により成績を評価します。
杉山伸也『日本経済史 近世-現代』岩波書店、2012年
三和良一・原朗『近現代日本経済史要覧・増訂版』東京大学出版会、2010年
三和良一『概説日本経済史 近現代 第4版』東京大学出版会、2021年
その他、テキストに掲載されている諸文献
他人の説と自分の説(考え)を区別して、どこからどこまでが他人の説の引用なのかが分かる書き方をして下さい。他人の説の引用については、必ず注を付けて下さい。