科目名 | |||
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国際貿易論 | |||
科目設置 | 経済学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 単位 | 4 | |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2023 | 授業コード | T0EB001303 |
国際貿易論は、貿易パターンの決定メカニズムを分析する国際分業論と政策効果や社会的厚生の変化を分析する貿易政策論という2つの部分から成る。本講義ではその両者を学ぶ。それらを踏まえ、企業活動のグローバル化が進み、国際取引チャンネルの多様化が進行する国際経済の実態を理解するための経済学的・政治経済学的アプローチを考察し、さらに世界貿易機関(WTO)や自由貿易協定(FTA)等を通じた国際政策規律の意味するところを検討する。
木村福成『国際経済学入門』日本評論社、2000年
テキストは、第1章から第10章が基礎編、第11章から第17章が応用編となっている。4回の科目試験はそれぞれ基礎編と応用編から出題するので、並行して読み進めてもらいたい。
「経済原論」もしくは2018年度新設の「経済原論(ミクロ経済学)」および「経済原論(マクロ経済学)」を履修済みであること。
科目試験による。
木村福成、西脇修編『国際通商秩序の地殻変動:米中対立・WTO・地域統合と日本』勁草書房、2022年
レポート作成にかかる前に、題意をよく理解し、参考書を丁寧に読みこなしてもらいたい。執筆にあたっては、論旨が明確に伝わるように全体の構想を立て、その中でひとつひとつの文章、段落を練り上げていくことが望ましい。参考書を丸写しにせず、引用する場合は必ず注をつけること。