科目名 | |||
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哲学史 | |||
担当教員名 | |||
小沢 隆之/内山 真莉子 | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 第1類 | 単位 | 2 |
キャンパス | 日吉 | 共通開講学部 | 経済学部、法学部でも開講する。 |
設置年度 | 2023 | 授業コード | 52303 |
〔授業テーマ〕
「古代・中世における認識論と言語論」
〔授業概要〕
本講義は、西洋哲学の主要なテーマである認識論と言語論について、古代から中世にかけての議論を中心に概観することを目的としています。我々はこの世界に関して、何を・どのような仕方で認識し、そしてどのようにして言葉にして表現しているのか、という問いは、古くから様々な思想家たちによって提示され、現代においてもなお活発に議論されています。本講義の前半(担当、小沢)では、古代末期の思想家であるアウグスティヌスの認識論・言語論を、その思想史的位置づけも含めて検討していきます。アウグスティヌスの議論に対する現代の哲学者(たとえば、ウィトゲンシュタイン)からの批判も紹介する予定です。また、後半(担当、内山)では、13世紀の神学者トマス・アクィナスの思想を中心に、西洋中世の認識論・言語論について確認します。その上で、近現代の思想との比較可能性について検討します。
古代・中世の哲学史や認識論・言語論に興味を持つ方を歓迎します。
第1回講義内容
(小沢)古代末期の認識論①
第2回講義内容
(小沢)古代末期の認識論②
第3回講義内容
(小沢)古代末期の言語論①
第4回講義内容
(小沢)古代末期の言語論②
第5回講義内容
(小沢)古代末期の言語論への現代的批判
第6回講義内容
(小沢)前半総括
第7回講義内容
(内山)中世における認識論①
第8回講義内容
(内山)中世における認識論②
第9回講義内容
(内山)中世における言語論①
第10回講義内容
(内山)中世における言語論②
第11回講義内容
(内山 )中世と近現代
第12回講義内容
(内山)後半総括・試験
その他の学習内容
・課題・レポート
最終回に課題・レポートとして論述試験を行い、それにて評価します。
プリントを適宜配布する
小沢・内山ともに、授業中にハンドアウトを配布し、それを使用します。
プリントを適宜配布する
最終日の試験は論述形式になるので、日毎に配布資料を復習し(約30分)、疑問点があれば積極的に質問をする等、準備を怠らないようにしてください。