科目名 | |||
---|---|---|---|
倫理学特殊 | |||
担当教員名 | |||
奈良 雅俊 | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | 夜間スクーリング |
科目種別・類 | 第1類 | 単位 | 2 |
キャンパス | 三田 | 共通開講学部 | 経済学部でも開講する。 |
設置年度 | 2023 | 授業コード | 52307 |
応用倫理学(Applied Ethics)は、1970年代にアメリカで誕生した倫理学の新しい分野です。倫理学を応用して、生命倫理や環境倫理など現実の実践的な問題に対処することを課題としています。この授業では、英米の倫理学の主要な理論、1970年代以降議論された実践的な問題、応用倫理学のアプローチ方法について学びます。これらの学習を通して、現代社会の倫理的問題についての理解を深め、倫理学の視点から物事を見たり考えたりすることができるようになることを目指します。この授業は講義形式で行います。
第1回講義内容
イントロダクション:応用倫理学の誕生の背景、応用倫理学の方法
第2回講義内容
倫理理論(1)功利主義
第3回講義内容
倫理理論(2)義務論
第4回講義内容
倫理理論(3)徳倫理学
第5回講義内容
倫理理論(4)正義論とケアの倫理
第6回講義内容
人間による動物の利用について
第7回講義内容
人工妊娠中絶の是非について
第8回講義内容
安楽死の是非について
第9回講義内容
未来世代の人々への責任について
第10回講義内容
差別とひとの尊厳について
第11回講義内容
戦争の正義について
第12回講義内容
試験・講評
その他の学習内容
・出欠確認のために、講義の感想や意見、質問への回答を記入したリアクションペーパーを毎回提出してもらいます。リアクションペーパーに記入された内容は成績評価に使用しませんが、履修者の意見として授業の中で匿名で紹介します。
出席20%+試験80%
ハンドアウト(PDF)をBoxで配信します(プリントは配布しません)。初回の授業までに、keio.jpのアクティベーションを済ませておいてください。
毎回の授業の中で紹介します。
授業前に、アップロードされたハンドアウトに目を通してください(約30分)。授業後は授業内容を復習し、専門用語の意味等を確認してください。よくわからなかった用語は辞書や参考文献で調べてください(約30分)。