科目名 | |||
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英語(リーディング)N | |||
担当教員名 | |||
赤羽 俊昭 | |||
科目設置 | 総合教育科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 外国語科目/英語 | 単位 | 1 |
キャンパス | 三田 | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2023 | 授業コード | 22307 |
この1年ほどの間に世に出た英文を音読し、和訳をしてもらいます。
映像や音声を伴う英文を読むこともあります。1回の授業で1つの英文を扱う予定です。
第1回講義内容
国際的な英語試験として知られるTOEICのReading Sectionでは、最初に30問からなる短い文章の穴埋め問題が出題されますが、その一部をこの授業で扱います。皆さんおなじみの文法および単語・熟語の小テストのようなものと考えてください。記号選択問題ですし、回収して採点することもありませんから、気楽に取り組んでもらえると思います。教材は教員がプリントにして当日配布します。辞書を使わなくても済むように注釈を付けておきますので、予習は不要です。
第2回講義内容
前回に引き続きTOEICの問題を扱いますが、今回は長文穴埋め問題に取り組んでもらいます。この教材も脚注付きのプリントで、予習は不要です。回収も採点もしません。
なお、授業の最後に、翌日の【第4回】の教材を配布し、担当者を指名します。
第3回講義内容
英語によるプレゼンテーションの読解に挑戦してもらいます。教材は米国に本拠地を置くTED (Technology, Entertainment, Designの略)という団体のホームページに掲載されている英文を使います。TEDでは、講演者の英語を映像や音声と連動させて読むことができるようにしながら、さまざまな分野の話題を紹介しています。授業で扱う講演の長さは5分以内の短めのものとなります。英語のプレゼンテーションのプリントを配布してから、出席者を指名して、その場で音読と和訳をしてもらいます。辞書などを調べなくても済むように、プリントには脚注をつけておきます。
第4回講義内容
英国を拠点とする国際的な月刊誌Monocleの記事を読んでいきます。原則的にイギリス英語で書かれていますが、イギリス英語独特の綴りは脚注で指摘しておきますから、特に気にならないと思います。前日指名された受講生は、担当箇所の音読と和訳を口頭で発表できるように準備しておいてください。一人一人の発表に対して、教員が説明をいたします。
授業時間内に音読および和訳を発表する時間がなかった受講生には、授業終了時に和訳をレポートとして提出してもらいます。添削して翌日返却します。
授業の最後に、翌日の【第5回】【第6回】の教材を配布し、担当者を指名します。
第5回講義内容
今回もMonocleの記事を読みます。前日の【第4回】とは別の話題です。
第6回講義内容
前回に引き続きMonocleの記事を読みます。
授業時間内に音読および和訳を発表する時間がなかった受講生には、授業終了時に和訳をレポートとして提出してもらいます。添削して翌日返却します。
時間が余った場合は、TEDの新しい話題を扱います。
授業の最後に、翌日の【第7回】【第8回】の教材を配布し、担当者を指名します。
第7回講義内容
有名な英語新聞であるThe New York Timesの記事を読んでいきます。やり方はMonocleを扱った時と同じです。
第8回講義内容
前回に引き続きThe New York Timesの同じ記事を読みます。授業時間内に音読および和訳を発表する時間がなかった受講生には、授業終了時に和訳をレポートとして提出してもらいます。添削して翌日返却します。
授業の最後に、翌日の【第9回】【第10回】の教材を配布し、担当者を指名します。
第9回講義内容
英国の週刊誌The Economistン記事を読んでいきます。イギリス英語で書かれている点ではMonocleと同じです。英文の難易度は、これが一番難しいかもしれません。
第10回講義内容
前回と同じ教材を引き続き読んでいきます。
授業時間内に音読および和訳を発表する時間がなかった受講生には、授業終了時に和訳をレポートとして提出してもらいます。添削して翌日返却します。
第11回講義内容
TEDのプレゼンテーションを扱います。以前に扱った講演とは違う講演です。なおこの回に限らず、TEDを使用した教材は、【第12回】に実施する総括の範囲には含まれません。
第12回講義内容
【第1回】から前日の【第10回】授業までの、TED以外の教材の理解度を測るため、筆記問題による総括を行います。出題範囲は授業で扱った英文のみ。応用問題はありません。
総括終了後、出題した問題の解説と、採点のポイントについてお話します。
その他の学習内容
・授業以外の課題はありません。
成績は、【第12回】の授業で実施する総括の点数が90%。出席や授業態度などの評価を10%とします。成績評価はS,A,B,C,Dの5段階評価です。
プリントを適宜配布する
脚注付きのプリントを使用します。TOEICとTEDを素材とした教材は授業中に、それ以外のプリントは前日の授業中に配布し、音読と和訳の担当者を決めます。
またTED以外の教材では、授業終了時または次の授業時に、教員による和訳プリントを配布します。
TEDは、https://www.ted.com/を参照してください。Googleで「TED」を検索すると、日本語によるTEDのページが出てきますが、和訳された講演は扱いません。
特にありません。