科目名 | |||
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政治学 | |||
担当教員名 | |||
河野 武司 | |||
科目設置 | 総合教育科目 | 授業形態 | 秋期メディア授業 |
科目種別・類 | 3分野科目/社会科学分野 | 単位 | 2 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2023 | 授業コード | M2303 |
様々な下位領域から成り立っている政治学の授業には、様々な切り口があります。ここで講義する政治学では、現実の日本の政治を理解するために必要となる様々な知識や考え方を提供したいと考えています。特に焦点を当てるのは、政治システムの在り方に大きく影響を及ぼしている制度の問題です。全20回で1 回あたりが60分前後の授業時間となる本科目で、具体的に取り上げる項目は、以下を予定しています。
第1回講義内容
イントロダクション
第2回講義内容
政治とは何か
第3回講義内容
政治システム論→政治学における下位分野の位置付け
第4回講義内容
伝統的政治学と現代政治学→規範的政治理論と実証的政治理論
第5回講義内容
現代政治学の父→G・ウォーラスとA・ベントレー
第6回講義内容
科学としての現代政治学→実証と理論化
第7回講義内容
現代政治学の展開①→行動主義、シカゴ学派
第8回講義内容
現代政治学の展開②→行動論政治学、脱行動論、政治哲学の復権、合理的選択アプローチ
第9回講義内容
哲人王と民主主義→プラトン、アリストテレス
第10回講義内容
現代の民主主義→J・シュンペータの競合的エリート民主主義
第11回講義内容
民主主義を計量化する→民主化、ポストデモクラシー、ポリアーキー
第12回講義内容
日本の民主主義
第13回講義内容
集合的意思決定の理論→多数決と全員一致
第14回講義内容
民主的意思決定は可能か→投票のパラドクスと一般不可能性定理
第15回講義内容
立憲主義と権力の分立による抑制と均衡①
第16回講義内容
立憲主義と権力の分立による抑制と均衡②
第17回講義内容
大統領制、半大統領制、議院内閣制
第18回講義内容
民主的選挙の5原則①→普通・平等
第19回講義内容
民主的選挙の5原則②→直接・秘密・自由
第20回講義内容
様々な選挙制度→小選挙区制、大選挙区制、比例代表制、混合システム
科目試験(80%)、授業期間中に提出していただくレポート(10%)、及び授業期間中に実施する小テスト(10%)の成績を総合して評価します。
特に指定しません。
授業中に、適宜紹介します。
受講上の要望や前提条件は特にありません。
秋開講
・レポート1回、小テスト1回実施。K-LMS所定の画面にて、秋は11月初旬(レポート)と11月下旬(小テスト)に課題と締切日をお知らせします。
2016年度収録