科目名 | |||
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総合講座 | |||
担当教員名 | |||
鈴木 生郎/吉沢 文武/谷川 卓/田中 泉吏/柏端 達也 | |||
科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | 夜間スクーリング |
科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 2 |
キャンパス | 三田 | 共通開講学部 | 文学部専門教育科目:総合講座 |
設置年度 | 2023 | 授業コード | 92301 |
本年度の総合講座は、『「人」という存在──現代哲学から見た誕生・人生・死──』です。副題にあるとおり、哲学の観点から人、人間、人類の存在について多角的に考えていく講義です。「死」や「誕生」、「人生」といったテーマを扱います。それらのテーマは、誰にとってもおなじみのものに見えるかもしれませんが、見方によっては「絶滅」や「発生」、「生存」、「進化」といったテーマでもありえます。
本講座では、上記テーマに対して、現代の形而上学、存在論、価値論、さらには科学哲学、応用倫理学などのいわゆる分析的な哲学のアプローチによって最先端の研究を展開している講師の方々を招き、総合的な授業を構成する予定です。
第1回講義内容
導入:諸問題
第2回講義内容
死の害悪と死への態度について1
第3回講義内容
死の害悪と死への態度について2
第4回講義内容
誕生と同一性をめぐる問題1
第5回講義内容
人(person)の起源と本質
第6回講義内容
誕生と同一性をめぐる問題2
第7回講義内容
科学哲学の立場から人間という存在について考える1
第8回講義内容
科学哲学の立場から人間という存在について考える2
第9回講義内容
科学哲学の立場から人間という存在について考える3
第10回講義内容
存在の限定と生きる意味1
第11回講義内容
存在の限定と生きる意味2
第12回講義内容
総括的なこと
その他の学習内容
・課題・レポート
出席状況とレポートにより評価します。
基本的に必要ありません。
必要に応じて各担当者が授業内で紹介します。
哲学の知識は事前には不要です。講座のテーマからひょっとすると実存主義的な語りを期待されるかもしれませんが、それとはかなり異なる毛色のアプローチになるはずです。その意味では、むしろ、哲学的な先入観をもっていないほうが講義を聴きやすいかもしれません。