科目名 | |||
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社会学 | |||
科目設置 | 総合教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 3分野科目/社会科学分野 | 単位 | 4 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0AB000304 |
ケン・プランマー著・赤川学監訳(2021)『21世紀を生きるための社会学の教科書』筑摩書房(ちくま学芸文庫 フ45-1)(原著2nd ed. 2016)
「結論 社会学的想像力―21のテーゼ」は最初に読んでください。どの番号のテーゼに魅力を感じますか。文章は難しくないので理解できますが、この段階で内実を伴って味わえない人が多いと思います。第1〜8章を読みつつ、時々、「結論」に戻ってきて読んでください。著者が言いたいことが腑に落ちるテーゼが増えてくるはずです。一般的な表現で書かれているテーゼと各章で述べられている具体的な事象が関連づいて理解できた証拠です。
このテキストは各章において、(1) 章タイトルとエピグラフ、(2) 本論、(3) 要約、(4) ボックス、(5) さらなる探究、(6) 読書案内の6つから構成されています。読み手にとってメリハリがある構成ですから、どのような順番で読んでも良いですが、本論とボックス(別項目立ての具体的な解説)は丁寧に読んでください。各部分のつながりが分かるようになれば、その章の理解ができています。
本科目は大学入学から比較的早い時期に履修することを想定しています。しかし、論述という形式を習得していないでよいということではありません。レポートはアカデミックなルールにそって書かれていなければならないのです。その習得に向けて努力してください。「レポート作成上の注意」の指示に従ってください。
社会学史、教育社会学、都市社会学、社会調査、社会学特殊(専門)、社会学特殊。
科目試験による。
各章の理解を深めるの参考文献は、テキスト各章末にある「読書案内」を参照してください。
本テキスト全体の理解には、本書に大きな影響を与えている次の文献を併読するとよい。
ミルズ, C・ライト著、伊奈正人・中村好孝訳(2017)『社会学的想像力』筑摩書房(ちくま学芸文庫 ミ22-1)。特に「付論 知的職人論」は読んでおくといい。
① テキストおよび参考文献の参照・引用には注をつけて該当箇所の典拠が示されていなければなりません。webからの参照・引用はURLを示したうえで、閲覧年月日をしめすこと。
② 注の付け方や参考文献の挙示のしかたは複数あります。本レポートでは社会学におけるスタンダードな書式に従ってください。https://jss-sociology.org/wp/wp-content/uploads/2022/12/jsr_guide3.pdf
URL先は「社会学評論スタイルガイド」でweb検索すると閲覧ができます。これをよく読んでください。特に「2 注」、「3 引用」、「4 文献」についてはよく理解してレポートの書式を整えてください。
③ 社会学の専門用語は理解を曖昧なまま使わないこと。巻末(pp. 436-445)にある「用語解説」で確認すると良い。また各種社会学辞典/事典を利用してください。