慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
ドイツ語第三部
科目設置 総合教育科目 授業形態 テキスト科目
科目種別・類 外国語科目/ドイツ語 単位 2
キャンパス - 共通開講学部 -
設置年度 2024 授業コード T0DB000402

講義要綱

『ドイツ語第一部』および『同第二部』で学んだ基本的な文法事項に関する知識を用い、『ドイツ語第三部』ではドイツの社会や文化に関するさまざまな話題を取り上げたテキストを読みます。その際、ドイツ語の基本文法がしっかりと頭に入っていることが何よりも重要です。そのため、テキストには「文法の復習」コーナーが設けられています。また、必要に応じて『第一部』と『第二部』のテキストも読み返しながらレポート課題に取り組んでください。

テキストの読み方

 各課のドイツ語のテキストを、まずは辞書を引きながら独力で日本語に翻訳してみましょう。意味不明の日本語になった場合は必ず何かを間違えています。動詞の形や名詞(句)の性・数・格を確認することが大切です。文法事項でわからない点については「文法の復習」コーナーの解説を読んでください。

履修上の注意

『ドイツ語第一部』および『同第二部』レベルの文法を理解していることが履修の条件です。

関連科目

『ドイツ語第一部』および『同第二部』

成績評価方法

科目試験による。

参考文献

常木実『標準ドイツ語』郁文堂、1996年、2750円(税込み)
(初級から中級までをカバーする参考書です)
中島悠爾・平尾浩三・朝倉巧『必携 ドイツ文法総まとめ 改訂版』白水社、2003年、1760円(税込)
(主として中級から上級レベルを対象とするドイツ語文法一覧です)

レポート作成上の注意

文法事項に関する問題は、『ドイツ語第三部』のテキストに書かれている説明をよく読んだ上でこれに取り組んでください。
 和訳問題では、出来上がった日本語の文を自分で読んでみて意味がきちんと通じるかどうかを確認してからレポートを提出してください。
 独訳問題で多い誤りは、動詞定形の位置、冠詞や形容詞の語尾、前置詞の格支配など。ごく初歩的なものが多いので、常に初心にたちかえって復習を重ねましょう。