科目名 | |||
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心理学A | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 第1類 | 単位 | 2 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EA007401 |
この科目は,心理学のなかで重要なテーマである「認知と社会」について学ぶことを目的とする.履修者は,心理学の考え方,および研究方法の理解を目指し,「認知と社会」という側面からの心理学研究の成果についてしっかり学んでいただきたい.
有斐閣『心理学 新版』(2018年発行)
このテキストのうち,以下の計6章を対象とする.
第1章 心理学とは何か
第4章 記憶
第7章 思考
第8章 情動
第13章 人間と社会
第14章 社会的認知
わかりやすい内容のテキストであるため,熟読していただきたい.上記の範囲に加え,第2章「心と脳」についても学習しておくと,心のメカニズムの構造的理解に結びつくため,一読を勧める.
本科目内容を取り上げた教科書は,他にも多数存在する.指定テキストだけでは理解が不十分であると感じる場合には,適宜,他の教科書を用いた学習も進めていただきたい.
心理・教育統計学(文学部専門教育科目)
科目試験による.
レポートの作成に際しては,まだ履修前の学生でも理解できるようなわかりやすい表現を心がけてほしい.実験の紹介は,目的・方法・結果・考察に分けて簡潔,かつ明瞭に記述してほしい.原文の表現をそのままコピーしたりせず,自らの理解に基づいて記述すること.原則として専門誌などに掲載された論文に直接あたることとし,他の書籍や論文などで紹介された情報のみに基づいて記述することは不可とする.「心理学研究」や「認知心理学研究」などの専門誌に掲載された論文を取り上げることが望ましいが,他の専門誌でも構わない.文献の検索には,CiNii Articles,J-STAGEなどのデータベースの利用が勧められる.引用文献や参考文献は必ず記すこと.引用の記述形式はテキストや参考書などに倣って,標準的な方法にして一貫性を保つこと.レポートの分量は,A4で3枚とする(表紙を含めない).横書きに限り,フォントサイズは10.5~11ポイントとする.