科目名 | |||
---|---|---|---|
日本史概論 | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 第2類 | 単位 | 2 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EA100501 |
日本史全般に関する基礎的な知識を修得し、通時代的な歴史像を育むことを目標とする。
〔授業の概要〕
日本列島の人々が原始・古代から近現代にかけて様々な社会を営み、時代と共に生きてきたことを、テキストの記述に即して学び、現代的な視点から考察する。
〔授業計画〕
テキストの構成は、次の通りである。
はじめに
Ⅰ 古代
一 古代国家の成立
二 律令国家の形成と展開
三 摂関政治と地方社会
Ⅱ 中世
一 中世社会の成立と展開
二 内乱と一揆の時代
三 中世文化の展開
Ⅲ 近世
一 幕藩体制の確立
二 幕藩体制の動揺と解体
三 都市と民衆の文化
Ⅳ 近代
一 近代国家の成立
二 政党政治の発展と社会運動
三 アジア太平洋戦争
Ⅴ 現代
一 戦後改革
二 復興と高度経済成長
三 現代の世界と日本
佐々木潤之介・佐藤信・中島三千男・藤田覚・外園豊基・渡辺隆喜編『概論日本歴史』吉川弘文館、2000年
原始・古代・中世・近世・近現代の各時代の特色に留意しつつ、幅広い視野で日本史全体の流れを把握するように努めることとする。
試験では、テキストの理解が問われるが、自らの考察を展開することも望まれる。
テキスト巻末に付された参考文献など関連する書籍・
日本史概説I
レポートの合格を前提として科目試験によって評価する。
佐藤 信編『大学の日本史 教養から考える歴史へ 1古代』山川出版社、2016年
五味文彦編『大学の日本史 教養から考える歴史へ 2中世』(同上)
杉森哲也編『大学の日本史 教養から考える歴史へ 3近世』(同上)
小風秀雅編『大学の日本史 教養から考える歴史へ 4近代』(同上)
レポートの作成に当たっては、テキストや参考文献の引き写しではなく、自らの言葉でまとめる必要がある。また、文献を参照・引用した場合は、書誌情報を注記しなければならない。