慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
東洋史概説Ⅰ
科目設置 文学部専門教育科目 授業形態 テキスト科目
科目種別・類 第2類 単位 2
キャンパス - 共通開講学部 -
設置年度 2024 授業コード T0EA001201

講義要綱

本科目は新石器時代から唐代に至るまでの中国古代の歴史を扱います。この時代を理解するため、以下の二つの方向からテキストや参考文献に沿って、学びをすすめてください。
①新たに地下から発見された考古遺跡・資料や出土文字資料によって、これまでの『史記』『漢書』など伝世史料によって形作られた中国古代史像はどのように変わったのでしょうか。参考文献で近年発見された各時代の考古遺跡・資料および出土資料について、自分でまとめ、分析してみましょう。
②中国の歴史変動は日本や朝鮮半島の古代史とどのように関係しているのでしょうか。東アジアの海を往来した人物の動きから具体的な交流やネットワークを考えてみましょう。
古代中国を広い視点からみる試みをしてください。

テキストの読み方

殷・周から唐までの通史をきちんと把握しつつ読みこみ、参考文献を参照しつつ、自分なりの分析を試みてください。

履修上の注意

とくにありません。

成績評価方法

科目試験による。

参考文献

中国出土資料学会編『地下からの贈り物─新出土資料が語るいにしえの中国』東方選書、2014年
鶴間和幸『ファーストエンペラーの遺産(秦漢帝国)』講談社学術文庫、2020年
鶴間和幸『始皇帝の地下宮殿』山川出版社、2021年
冨谷至『木簡・竹簡の語る中国古代 増補新版──書記の文化史』岩波書店、2014年
石見清裕『唐代の国際関係』山川出版社、2009年
森公章『倭の五王―5世紀の東アジアと倭王群像』山川出版、2010年
鈴木靖民『日本の古代国家形成と東アジア』吉川弘文館、2011年
山本英史『中国の歴史』河出書房新社、2010年
吉澤誠一郎(監修)『論点・東洋史学』ミネルヴァ書房、2021年

レポート作成上の注意

・参考文献のなかから数冊を必ず読み、それを手がかりに、自分の意見を書くようにしてください。参考文献からの長文の引用やWebからの直接引用は認めません。
・レポートには以下の形式で注を必ず付してください。
 本文  ・・・・・・(1)
 文末(注1)著者名『書名』出版社、××年
のようにその文章が何に基づいて書かれたものであるのかしっかり示すようしてください。