科目名 | |||
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英語音声学 | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 第3類 | 単位 | 2 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EA002702 |
〔授業の到達目標及びテーマ〕
英語の音声について、音声学、音韻論の観点から理解する。
〔授業の概要〕
英語の音声について、音声学、音韻論の観点から論ずる。
〔授業計画〕
指定教科書の構成は次の通り。括弧内は各節のタイトルとなっている。
まえがき
国際音声字母
第1章:概論
(音声学とは何か、音韻論と音声学、調音音声学、英語の発音と地域差について、音声表記法について)
第2章:母音
(母音の分類、母音四角形(vowel quadrilateral)、第一次基本母音(primary cardinal vowel)、第二次基本母音(secondary cardinal vowel)、基本母音以外の母音、二重母音(diphthong)、三重母音(triphthong))
第3章:子音
(子音の分類、破裂音(plosive)、破擦音(affricate)、摩擦音(fricative)、接近音(approximant)、鼻音(nasal)、子音連結(consonant cluster))
第4章:プロソディー・超分節的特徴
(音節(syllable)、語強勢(word stress)、文強勢(sentence stress)、縮約形・弱形・連結・同化・脱落、リズム(rhythm)、イントネーション(intonation)
第5章:音響音声学
(音声波形、基本周波数、音源フィルター理論(source-filter theory)、フォルマント周波数(formant frequency)、スペクトログラム(spectrogram)、母音の音響特性、子音の音響 特性)
第6章:聴覚音声学
(聴覚器官(auditory system)、音声知覚の研究)
第7章:音声学の応用─音声学と社会言語学・語用論・談話分析─
(はじめに、音声学と社会言語学、音声学と語用論、音声学と談話分析、おわりに)
熟読すること。
文献・レポート等による学習だが、実際に自分で発音しながら学習してほしい。
「英語学概論」「現代英語学」
レポートの合格を前提として科目試験によって評価する。
窪薗晴夫・西光義弘『音声学・音韻論』くろしお出版、1998年
佐藤寧・佐藤努『現代の英語音声学』金星堂、1996年
川越いつえ『英語の音声を科学する』大修館書店、2007年
服部義弘[編]『朝倉日英対照言語学シリーズ2 音声学』朝倉書店、2012年
・必ず、参考文献を参照すること(テキストだけでは不十分)。文献を引用した場合は、出典を必ず明記すること。
・自分の言葉で書くこと(丸写しはダメ)。具体例はテキスト記載のものをそのまま使用せず、自分で考えたものにすること。
・内容だけでなく、体裁にも気を配ること。
・ワープロによる作成が望ましい。