慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
近代ドイツ演劇
科目設置 文学部専門教育科目 授業形態 テキスト科目
科目種別・類 第3類 単位 2
キャンパス - 共通開講学部 -
設置年度 2024 授業コード T0EA004301

講義要綱

ドイツ演劇は18世紀の啓蒙主義の時代から著しく発展し始め、古代ギリシア悲劇やシェイクスピア演劇などの伝統を継承したり復活させたりしつつ、新たな様式やジャンルを開拓し確立していった。その後19世紀後半の自然主義演劇まで続くこの発展は近代演劇の歴史そのものといえる。20世紀に入りいわゆる現代演劇の時代になると、劇作家たちは近代演劇のありようを刷新したり、見直したりすることでアクチュアルな戯曲を創造し続け、今日に至っている。また、ドイツ演劇はドイツだけでなく、オーストリアやスイスの演劇も含み、この双方の国々からも重要な劇作家が輩出され、独自の演劇ジャンルや歴史が確立している。

テキストの読み方

テキスト全体を通読した上で、課題に関する記述を確認し、該当箇所を入念に読み直してください。

履修上の注意

テキストを通読した上で、関心のある戯曲を実際に読んでみるとよいでしょう。また、ドイツ演劇は社会の近代化とともに発展し、近代化のプロセスで生じた社会的問題を批判的に描くことに特徴があります。したがって近代ドイツ演劇の足跡をたどる際に、時代毎の社会的状況とその変遷もたどることが望ましいでしょう。








 

成績評価方法

科目試験による。

レポート作成上の注意

テキスト「近代ドイツ演劇」に述べられている19世紀の演劇の特徴を導き出してください。その際18世紀と20世紀に関する記述もよく読んでおくと、19世紀の特徴がより明確に理解できるはずです。