科目名 | |||
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フランス文学概説 | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 第3類 | 単位 | 3 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EA012201 |
2010年度新設のこの科目は、フランス文学研究に役立つさまざまなテーマ系の発展の過程をたどりながら、作品解釈を進めるための方法論を学ぶことを目的としています。また、フランス語学史、作品伝播の手段の歴史、文学教育の歴史、(フランス本国ではなく)フランス語圏の文学についても多くの紙面を割いて紹介している点において、この科目で使用する教科書は、市販のフランス文学史の教科書とは一線を画しています。したがって、フランス文学にかんする卒業論文を執筆したいと考えているかたがたのみならず、さまざまな文学アプローチの可能性に関心を持たれているかたがたにとっても示唆に富んだものであると言えるでしょう
まず目次に目を通し、興味を持った章を通読することからはじめてください。その中で特に関心をもった作品、作家にかんする項目について、他の章ではどのように扱われているか、さらに調べてみるようにしてみてください。その際、巻末のインデックスを活用してください。
基礎的なフランス語の知識があることが望まれます。また、以下に挙げる関連科目と併せて履修すると、より理解が深まると思われます。
「フランス文学史Ⅰ」、「フランス文学史Ⅱ」
科目試験による。
教科書に紹介されている作品のうち、興味を持ったものについては、ぜひとも自分で一読されることをお勧めします。また、各章末に挙げた参考文献を参照することによって、いっそう確実に知識を固めることができるでしょう。
まず、教科書と分析対象として選んだ文学作品を熟読することからはじめてください。そして、テーマが絞りきれた時点で、関連する参考文献を探してみてください。
教科書や参考文献をただひきうつしたり、その内容をまとめたりしただけのレポートは評価の対象とはなりません。分析対象とする作品からは必ず引用をして、教科書の解説を参考にしながら、自分なりの分析をほどこすようにしてください。参考文献は、自分の見解を支えるために活用すべきではありますが、大部分が引用で成り立つものは受け付けられません。自分の分析が主となっているようなレポートを作成するよう、心がけてください。
また、文学作品や参考文献からの引用については、必ず脚注、あるいは文末注に、著者、タイトル、出版社、出版年、ページなどの情報を明記してください。レポートの末尾にかならず総字数を明記してください。