科目名 | |||
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フランス文学史Ⅰ | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 第3類 | 単位 | 4 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EA100101 |
中世から18世紀末までのフランス文学の流れを概観します。各時代の歴史的背景から始めて、その時代に重要であったジャンルごとに、主要な作家とその作品を検討していきます。テキストは独習でもわかりやすいように、当時の文学を理解するために必要な文化事象から主要作品へのアプローチの仕方まで解説がほどこされています。読み進めていくことで、対象となっている時代全体の文学像が掴めるようになるでしょう。科目レポートでは、大学における文学作品の解釈方法の習得を目指します。
第Ⅰ部は中世、第Ⅱ部は16世紀、第Ⅲ部は17世紀、第Ⅳ部は18世紀と分かれています。最初から最後まで目を通した上で、アンシャン・レジーム期の文学・詩学の変遷を大まかに捉えてみましょう。各章の終わりには文献案内が付いているので、気になった本を手に取ってみてください。
基礎的なフランス語の知識を有することが望ましい。
「フランス文学概説」、「フランス文学史Ⅱ」
科目試験による。
饗庭孝男(他編)『新版 フランス文学史』白水社、1992年
横山安由美、朝比奈美知子(編著)『はじめて学ぶフランス文学史』ミネルヴァ書房、2002年
岩根久(他編)『フランス文学小事典 増補版』朝日出版社、2020年
1)対象とする作品を選択し通読する。
2)具体的な問いをひとつ立てて、主要な論点に分節する。
3)関連する参考文献を探して、考察を深める。
4)要約や引用ばかりにならないように、筋道を立てて分析する。
5)作品や文献からの引用や特定の箇所への参照には注をつけて出典を明記する。最後に字数を記す。