科目名 | |||
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経済原論(ミクロ経済学)(E) | |||
科目設置 | 経済学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 単位 | 2 | |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EB008001 |
経済学全般についての総論と、ミクロ経済学・マクロ経済学からなる経済理論のなかの、ミクロ経済学に対応する基礎理論を学習する科目である。マクロ経済学が国民総生産・失業率・物価水準といった経済全体の集計量を考察するのに対し、ミクロ経済学は家計や企業といった個々の経済主体の経済活動を分析対象とし、市場機構の効率性やその限界についても考察する。この科目は他の多くの経済学の分野に応用されるような、経済学の基礎理論を学ぶことを目的とする。
なお、テキストの学習範囲・試験範囲は以下のとおりとする。
「経済原論(ミクロ経済学)」の学習範囲・試験範囲:
第1章 経済の基本問題と経済学の課題
第2章 消費者と生産者の行動
第3章 市場均衡と資源配分
第4章 市場機構の効率性とその限界
第5章 社会的選択と国際経済
図や式の意味をよく理解するようにしてください。
ある程度の数学的知識と論理的思考力を前提とします。
科目試験による。
ミクロ経済学
奥野正寛『ミクロ経済学入門』2版、日経文庫、1990年
奥野正寛『ミクロ経済学』東京大学出版会、2008年
神取道宏『ミクロ経済学の力』日本評論社、2014年
経済数学
尾山大輔・安田洋祐『改訂版 経済学で出る数学』日本評論社、2013年(テキストの参考文献の神谷・浦井(1996)が絶版で入手が困難とのことですので、代わりにこの本を挙げておきます。)
記述のうえで、それが仮定あるいは前提であるのか、論理的展開であるのか、論理的帰結であるのか、といった区別を明確にしてください。
科目試験の受験については、『塾生ガイド』を参照のこと。