科目名 | |||
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ゲーム理論 | |||
科目設置 | 経済学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 単位 | 3 | |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EB100701 |
ゲーム理論の入門講義です。第I部は「基礎編」で、ゲーム理論の基本的な考え方を比較的簡単なゲームを使って説明しています。第II部は「応用編」で、より複雑なゲームを分析するには第I部で導入した基本的な概念・道具をどのように使えばよいのかということを説明しています。
第I部 ゲーム理論の考え方
第1章 イントロダクション: 赤いぼうしのパズルからゲーム理論へ
第2章 「守られる口約束」としてのナッシュ均衡
第3章 後ろ向き帰納法
第4章 情報集合
第II部 より複雑なゲームの均衡
第5章 同じ製品を生産する3つの企業による供給量の決定
第6章 嘘をつくのは罪ですか?
第7章 くり返しゲーム (1): 逐次手番ゲームをくり返す
第8章 くり返しゲーム (2): 同時手番ゲームをくり返す
1. まずはページをパラパラめくって、一番面白そうな図、あるいは一番難しそうな図をひとつ選び、その図が一体何を表しているか他の人に説明できるようになることをとりあえずの目標にする。
2. 第I部の4つの章(50ページ程度です)をくり返し読んでゲーム理論の基本的な考え方(最適反応、ナッシュ均衡、後ろ向き帰納法、情報集合など)をある程度理解する。
3. その上で、第II部の各章(どの章からでもいいです)を少しずつ、細かい計算などを確認しながら読み進める。
テキストには難しい数式は出てきませんが、ページをパラパラめくって行くと、何が何だかさっぱり分からない図や表が次々に出てきます。テキストを少しずつ読み進めていけば、そうした非常に複雑で難解そうな図や表が何を表しているのかが手に取るように分かるようになるはずです。
経済原論 (ミクロ経済学)
情報とインセンティブの経済学
科目試験による。
ロバート・ギボンズ (著)、福岡正夫、須田伸一 (訳)『経済学のためのゲーム理論入門』岩波書店、 2020年
webでレポートを提出する場合には、ゲームツリーなどの図は手書きのものをスキャンするか、あるいは何らかの描画ソフトで作成したものをファイルに貼り付けてください。(テキストの図そのもののコピペは不可。)