科目名 | |||
---|---|---|---|
財政論(E) | |||
科目設置 | 経済学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 単位 | 2 | |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EB001102 |
この講義は、わが国の財政制度の基本を学ぶとともに、財政に関連した経済学の理論に基づく考え方を講義する。政府債務が累増している財政の現状とともに、国の予算制度、税制(所得税・法人税・消費税など)と租税理論、社会保障制度(医療・介護・年金など)、地方財政制度などを取り上げる。
土居丈朗『入門財政学(第2版)』日本評論社、2021年
(第1版とは内容が異なるので、第2版でないと対応できない)
基本的に、テキストで自己完結的に理解できるようになっている。より理解を深めたい場合には、土居丈朗『入門公共経済学(第2版)』日本評論社、2018年を参照するとよい。
成績評価をする科目試験は、テキストの中から出題される。テキスト(第10章と第11章は含まない)を熟読していれば、試験問題には答えられる。
科目試験による。ただし、テキストの第10章と第11章は対象としない。
土居丈朗『入門公共経済学(第2版)』日本評論社、2018年
土居丈朗編著『平成の経済政策はどう決められたか』中央公論新社、2020年
土居丈朗編著『日本の税をどう見直すか』日本経済新聞出版社、2010年
井堀利宏・小西秀樹『政治経済学で読み解く政府の行動』木鐸社、2016年
この講義で取り上げる内容について、現行制度と経済理論をバランスよく理解することが重要である。基本的に、テキスト『入門財政学(第2版)』の内容に忠実に執筆すればよい。なお、関連する内容について、各省庁や政府の会議等で公表された資料を活用することもありえる。
ただし、講義内容と関係性が希薄な、財政に関する文献やネット上の資料を参照しても、成績向上には役立たない。また、テキスト『入門財政学』の第1版を参照して作成した場合、更新された情報が使えないなど、作成上に支障が出ることがあるため、同書第2版を用いること。