科目名 | |||
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新・簿記論 | |||
科目設置 | 経済学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 単位 | 2 | |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EB000402 |
企業の経営成績を表す損益計算書ならびに財政状態を表す貸借対照表は財務諸表と呼ばれるが、財務諸表の作成は今日一般に複式簿記を用いて行われている。当科目では、企業の経済活動を秩序正しく組織的に記録・計算・整理し、経営成績ならびに財政状態を明らかにするための記帳技術である複式簿記の基礎について学習する。複式簿記は他の会計科目を学ぶ上で不可欠のものであり、経営分析(財務分析)を行う際にも必要となる知識である。それゆえ複式簿記の基礎はできるだけ早めに習得することが望ましい。テキストの構成は次のとおりである。
第1章 簿記と複式簿記と会計
第2章 簿記の基本
第3章 仕訳帳と総勘定元帳への記入
第4章 勘定の締切と財務諸表の作成
第5章 試算表
第6章 期中取引
第7章 決算整理
第8章 精算表
第9章 複式簿記の歴史
まずテキスト全体の構成を確認した上で、第1章・第2章をよく読んで簿記の基本的な仕組みと財務諸表作成のプロセスをしっかり理解して下さい。その後の章を学習する際は、設例を省くことなく、実際に紙に書いてみるなど、丁寧に時間をかけて学習することが求められます。簿記論の学習は積み重ねの上に成り立っていますので常に前のところの復習をしながら読み進めるようにして下さい。
簿記論の学習にあたっては、単にテキストを読むだけでなく、練習問題を繰り返し解いてみることが大切です。テキストの設例だけでなく参考文献も利用しながら学習を進めるようにして下さい。
科目試験による
渡部裕亘・片山覚・北村敬子『検定簿記講義3級商業簿記』中央経済社
*2022年度版以降の新しいものを利用するようにして下さい。
①テキストだけでなく参考文献も利用して必ず全問解答してから提出すること。
②解答に赤インクペンは使用しないこと。