科目名 | |||
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物権法 | |||
科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 3 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EC003804 |
民法典第二編・物権編において規定されている諸制度を総称して、講学上「物権法」とよんでいます。物権は債権と並ぶ主要な財産権ですが、それでは、物権とはどのような権利なのか。いかなる種類・内容の権利があって、それらが取引社会においてどういう役割を果たしているのか。さらに、どのような場面において、いかなる形で物権をめぐる利害が対立し、それらについてどのように調整すべきなのか。こうしたことについて規律するルールが物権法なのです。本科目では、その全容について学びます。
石田剛・武川幸嗣・占部洋之・田髙寛貴・秋山靖浩『民法Ⅱ 物権〔第4版〕』(リーガルクエスト)有斐閣、2022年
※テキストは最新版の使用が望ましいですが、2019年版〔第3版〕を用いて学習しても構いません。
物権法は私たちの財産および経済活動に関する基本的なルールですので、確かな理解と納得を一つ一つ丁寧に積み上げていくことを心がけてください。
本科目を履修するに先立って、「民法総論」を履修することが望まれます。また、本科目と並行または前後して、「債権各論」および「債権総論」を履修することを推奨します。
「債権各論」、「債権総論」
科目試験による。
『民法判例百選Ⅰ〔第9版〕』(有斐閣、別冊ジュリスト)
『民法の争点』(有斐閣、別冊ジュリスト)
テキストを精読し、しっかり理解した上で、課題が何に関するどのような理解を問うているのかについて正確に把握し、必要に応じて参考文献を活用しながら作成に着手してください。