科目名 | |||
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債権各論 | |||
科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 3 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EC002404 |
債権各論は、民法典第3編債権編における第2章契約~第5章不法行為までの諸規定を対象としており、これらの規定は、債権の発生原因の特色に応じて、どのような場合に誰と誰との間でいかなる債権が発生するかについて定めています。契約法と不法行為責任法が中心ですが、契約上の権利義務および民事責任の基本となる部分ですので、大変重要です。
なお、「新・債権各論」は、2020年4月1日施行の民法(債権関係)改正に対応する科目です。
条文の内容や用語の意義などを暗記するだけでなく、どのような制度がなぜ設けられているのか、それによって誰と誰との間でどのような債権債務が発生するのか、それはなぜなのかについて、具体例を想定しながらお読みください。内容は多岐に亘りますが、丁寧に理解を重ねていくことを心がければ、決して難しくはありません。
六法全書は必携です。条文を参照しながら学習してください。市販のハンディなタイプのもので結構です。
民法総論の履修を前提とする他、物権法・債権総論とあわせて学習するのが望ましい。
科目試験の結果にしたがって成績評価を行う。
民法判例百選Ⅱ債権〔第9版〕有斐閣
民法の争点 有斐閣
中田裕康『契約法〔新版〕』(有斐閣)
橋本佳幸・大久保邦彦・小池泰『民法Ⅴ事務管理・不当利得・不法行為〔第2版〕』(有斐閣)
課題において何が問われているかを正確に把握した上で、参考文献の該当部分を引き写すだけでなく、結論および根拠について自身の頭で理解した内容を具体的かつ明確に整理するよう、心がけていただきたい。