科目名 | |||
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相続法 | |||
科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 1 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EC000204 |
民法第5編「相続」を対象とします。ある人が死亡し、権利能力を失った結果、その者(被相続人)の財産について生じる権利義務の承継に関してどのようなルールが定められているかを理解します。法定相続のルール、遺言事項にかかわるルールを理解し、法定相続人の地位、相続人間の平等、遺言制度、遺留分制度の意義について理解します。
平成30年には、婚外子の相続分差別撤廃を契機として相続法全般にわたる大きな改正が行われたほか、所有者不明土地発生の予防等を目的とする令和3年の民法・不動産登記法の改正においても、相続財産管理制度や遺産分割に関する改正が行われています。これらの立法を通して、現代社会が抱える問題についても考えながら学習を進めてください。
高橋朋子=床谷文雄=棚村政行『民法7親族・相続〔第7版〕』(有斐閣、2023年)
(テキストはpart2相続法第7章以降が新・相続法の講義の対象となります。)
全体像の把握に努め、理解できない部分は、参考文献で必ず確認し、理解を深めること。条文を理解すること。
民法─財産法及び親族法の知識が不可欠です。これらの分野について理解していることが必要です。
「親族法」
科目試験による。
①青竹美佳ほか『新ハイブリッド民法5家族法〔第2版〕』(法律文化社、2023年)
②『民法判例百選Ⅲ(第3版)』(有斐閣、2023年刊行予定)
基礎知識をふまえて論点を整理すること。教科書・参考書のまる写しはしないこと。参考文献①は相続法に関する基本的考え方について詳細な説明があり、学習の手掛かりにしてほしい。