科目名 | |||
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刑事訴訟法 | |||
科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 4 |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EC004005 |
刑事訴訟法では、捜査から判決までの一連の手続きの流れを学ぶとともに、事実認定の資料となる証拠法に関しても学びます。刑事訴訟法では、ある「犯罪」という出来事について、捜査、公訴、公判・証拠、裁判と様々な場面で論点が密接な関連をもっていますので、ある局面だけで考えるのではなく、例えば、捜査段階での違法が認められる場合、公訴提起できるのか、公判ではどのような争点が生じるのか、証拠法では何が争点となるのか、結果的に有罪判決を言い渡せるのか、を検討する必要があるのです。
なお、テキストの目次を参照して、どのような論点があるのかをつかんでください。
テキストでは多くの判例をとりあげています。刑事訴訟法の理論が実際に判例でどのようにあてはめられているのかを学んでください。なお、テキストを読むときには必ず該当条文を参照してください。
刑事訴訟法を履修するにあたって、「法学」の基礎知識と「刑法」についても勉強しておいてください。
刑法
科目試験による。
安冨潔『刑事訴訟法〔第2版〕』三省堂、2013年
亀井源太郎ほか『プロセス講義刑事訴訟法』信山社、2016年
井上正仁ほか編『刑事訴訟法判例百選〔第10版〕』有斐閣、2017年
1.法学では、正確な概念の理解が不可欠です。しっかりテキストを読んでからレポートを書いてください。
2.課題では何が論点なのかよく考えてください。
3.きちんと条文を参照しながら文章を作成してください。なお、法律改正に留意して最新の『六法』を用意してください。