| 科目名 | 
			
				| 地理学Ⅱ(J) | 
			
				| 科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 | 
			
				| 科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 2 | 
			
				| キャンパス | - | 共通開講学部 | - | 
			
				| 設置年度 | 2024 | 授業コード | T0EC100301 | 
		
	
		講義要綱
		地理学II(地誌学)は、日常で接する様々なメディアに注目して、現在進行形の社会事象に対する興味が深まることを目指して構成されている。地表の事物の姿やイメージを記述する地誌は、具体的事例を徹底的に調べ上げ、様々な知見を、地域や場所という中で「総合化」することにある。
 
第1章 地理学と地誌
第2章 地図というメディア
第3章 自然地誌と地図
第4章 写真と都市空間の地誌
第5章 映画から学ぶ地誌的な視点
第6章 メディアのモバイル化とリアルタイム地誌の誕生
第7章 デジタルメディアと想像的世界の体験
第8章 GISと地図の世界
 
本科目を通じて、日常で経験する様々な場面にて、地誌的なものの見方を身につけることができるようになることを期待している。
		テキストの読み方
		我々は日常において、一見学問と結びついていないように見えるが、地理に関係する情報を取り扱う機会は多い。例えば、自然災害におけるハザードマップの話題、過去の写真を取り上げて現在の様子を訪ねるテレビ番組、スマートフォンにおける地図情報との付き合い方、などが良い例である。テキストは地誌学的な内容を多面的にとらえて、それぞれが独立した形式で読めるように構成されているので、興味を持った箇所から読み始めて、全体をカバーするように取り組んでほしい。
 
		履修上の注意
		テキストの読み方の項目でもふれたが、日常生活でふれる多くの話題が地誌に関係していると意識して履修すると学習効果が高まるので、そのつもりでこの科目に臨んでいただきたい。
 
		成績評価方法
		科目試験による。
		参考文献
		教科書の「引用文献・参考文献」を必要に応じて参照すること。
 
		レポート作成上の注意
		レポート作成にあたっては、客観的な事実やデータによって裏付けたり、新しい見方を獲得するように心がけてください。