慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
金融論(J)
科目設置 法学部専門教育科目 授業形態 テキスト科目
科目種別・類 甲類・乙類 単位 2
キャンパス - 共通開講学部 -
設置年度 2024 授業コード T0EC004703

講義要綱

第1章 資金循環と資金の過不足
 1-1 経済と金融の関係─資金循環勘定
 1-2 政府の資金不足の調整
 1-3 企業の資金過不足の調整(I-Sバランス)
第2章 企業の資金調達と投資
 2-1 日本企業の資金調達と投資
 2-2 利子率と投資の関係
 2-3 トービンのqと企業の投資
第3章 金融商品のリスク制御と価格計算
 3-1 家計のポートフォリオとリスク制御
 3-2 債券市場・株式市場
 3-3 新しい金融商品と価格計算
第4章 金融機関の仲介機能と証券市場
 4-1 日本の金融機関の構成
 4-2 銀行・協同組織金融機関、貸金業
 4-3 証券会社と証券市場
 4-4 生命保険会社・損害保険会社
 4-5 機関投資家
第5章 金融行政と金融政策
 5-1 金融システムの安定とバーゼル自己資本比率規制
 5-2 証券化とオフバランスシート
 5-3 金融政策と短期金融市場の金利調節
 5-4 インフレ・ターゲティングとテイラー・ルール
第6章 財政と財政投融資
 6-1 国債の発行増と金融機関の国債保有増
 6-2 財政投融資制度と財政投融資改革
 6-3 郵便貯金
第7章 貿易・資本移動と外国為替
 7-1 国際収支
 7-2 外国為替決定理論
 7-3 際資本移動と国際金融のトリレンマ
 7-4 ユーロの危機
第8章 金融のミクロ理論
 8-1 家計の金融行動
 8-2 企業の金融行動
 8-3 銀行の金融行動
第9章 金融のマクロ理論
 9-1 ワルラスの法則とIS-LM分析
 9-2 所得と利子率の決定─IS-LMモデル
 9-3 物価の決定─総需要-総供給モデル
 9-4 合理的期待形成と金融政策
 9-5 IS-LM-BPモデル(オープン・マクロモデル)

テキスト

この科目は2017年4月に改訂されました。今年度から学習を開始する場合には、改訂後の新しいテキストによって履修することを勧めます。改訂されたテキストの入手方法は、『塾生ガイド』を参照してください。

成績評価方法

科目試験による。