慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
生活指導論
科目設置 教職科目 授業形態 テキスト科目
科目種別・類 単位 2
キャンパス - 共通開講学部 -
設置年度 2024 授業コード T0F0003503

講義要綱

生徒の「問題行動」の背景には、深刻で多様な矛盾を含む社会の現実がある。教員になるにあたっては、そうした現実が生徒の「問題行動」や教育上の課題として具体的にどのように現れているのかを十分に理解しておく必要がある。そして、それらの問題や課題を克服するために生徒たちの学習を共同化しようとするとき、教員としてどのような働きかけを行っていくかを考え続けることが求められる。生活指導、進路指導、教育相談の理論や方法を活かして、子どもたちのあいだに関わり合いとしての集団が組織されることの重要性について理解を深めることを目標とする。

テキスト

折出健二編『教師教育テキストシリーズ13──生活指導 生き方についての生徒指導・進路指導とともに』改訂版、学文社、2014年

テキストの読み方

テキストの内容を十分に理解するために、少なくとも、すべての章(巻末の実践編を含む)を精読し、各章の内容を的確に要約するようなノートを作るべきである。その際には、各章や各節の内容の関連性も考えながらまとめていくようにすること。また、テキストに加えて参考文献も読むことで、内容に関する理解をより深めることも必要である。

履修上の注意

生活指導においては、その前提として深い生徒理解が必要である。「教育臨床論」「特別支援教育論」等の科目で扱われる内容にも関心を持ち、生徒理解のための考え方や方法について積極的に学んでいく姿勢が求められる。

成績評価方法

レポートの合格を要件として科目試験の成績によって評定する。

参考文献

岩川直樹・伊田広行編著『未来への学力と日本の教育8──貧困と学力』明石書店、2007年
照本祥敬・加納昌美編著『シリーズ教師のしごと3──生活指導と集団づくり 中学校』高文研、2015年

レポート作成上の注意

『塾生ガイド』を読んで所定の字数制限を踏まえること。テキストや文献等から引用する場合は、引用していることがわかるように記述し、文献名等を明示すること。