科目名 | |||
---|---|---|---|
国語科教育法 | |||
科目設置 | 教職科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 単位 | 3 | |
キャンパス | - | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | T0F0000102 |
国語の教師となるにあたって、どのような知識が必要かということだけでなく、教師になってからどのような姿勢を保ち続けられるかということを意識したい。さらに、知識・理解だけではなく、生身の人間同士による対話から学びが作られていくことを忘れてはならない。テキストのみではなく、広く現代の生徒像と教育の実態をイメージしてもらいたいため、参考文献を以下に示した。
物語の読み取りだけが国語の力ではない、評論や古典、さらには表現など幅広く生徒に力をつけさせるよう指導をしていくことを念頭におきたい。テキストを出発点として、さらに幅広く教材や研究書に向かうこと。また、特に昨今のICT教育については最新の動向に注意する必要がある。インターネット上のサービスやアプリなどは機能の追加など動きが激しいので書籍だけでは追いきれない。実際に触れてみて活用の道をイメージしていくことが肝要である。
一つの教材に対して正しい一つの授業があるとは思えない。そこにはまず生徒の人数規模や性格にはじまり、学校の特色、教師の性質など、様々な要素を含んだうえで一つの授業が実践される。教材研究の深さはもちろん大前提として必要だが、授業のスタイルはその時その時に最適なものを常に考えてほしい。したがって、世の中に存在する先行研究、実践例、指導案などを丸写しで良しとする姿勢では良き教師たりえない。本講義の試験やレポートにおいても同様である。
科目試験による。
履修上の注意でも述べた通り、先行研究を鵜呑みにするのではなく、教材を確実に自分のものとした上で成果をまとめてほしい。