科目名 | |||
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心理学(行動・個性) | |||
担当教員名 | |||
中野 泰志 | |||
科目設置 | 総合教育科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 3分野科目/自然科学分野 | 単位 | 2 |
キャンパス | 日吉 | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | 12446 |
心理学は人間や動物の純粋な経験(現象)を整理し、その働き(機能)や意味を明らかにし、さらにその背景にあるメカニズム(機序)を探求する学問です。その究極の目的は、人間や動物の「こころ」(行動)の理解と予測であり、個々の豊かな生活(Quality of Life;QOL)を保障し、過ごしやすい社会を形成するための知見を科学的に究明していくことです。
私達人間を含め、生物にはそれぞれ個性があり、同じ状況下でも、それぞれが異なる行動をすることがあります。そして、それぞれがユニークでかけがえのない存在です。本講義では、それぞれの個性や行動がどのように形成され、発達・変容していくのかについて概観します。
前半では、ヒトの多様な個性について、パーソナリティと知能の側面を中心に解説します。また、何らかの原因で発達が阻害された場合に、どのような 困難(障害)が生じるのかについても概観します。後半では、ヒトを含めた動物の行動の変容に関する理論と実践について解説します。
実習、デモンストレーション、事例紹介等を行いながら、講義を展開します。また、学んだことを文章でまとめる技術を身につけていただくために、毎 回、リアクションペーパーを作成していただきます。
第1回講義内容
イントロダクション
第2回講義内容
個性とは
第3回講義内容
個性の測定(1):実習
第4回講義内容
個性の測定(2):理論
第5回講義内容
個性と障害(1)
第6回講義内容
個性と障害(2)
第7回講義内容
個性に影響する要因としての遺伝と環境
第8回講義内容
行動理論1:レスポンデント条件づけ
第9回講義内容
行動理論2:オペラント条件づけ
第10回講義内容
行動理論の応用(1)
第11回講義内容
行動理論の応用(2)
第12回講義内容
総括
その他の学習内容
・課題・レポート
・毎回、リアクションペーパーを作成していただきます。
評価は平常点5割、試験/レポート5割の予定です。
プリントを適宜配布する
スライド資料をオンラインで配布する予定です。
プリントを適宜配布する
参考文献は、スライド資料の中で紹介する予定です。
授業内で、簡単な実習やデモンストレーション実験を実施します。
毎回、リアクションペーパーを作成いただきます。
授業に参加するだけでなく、授業内の指示に基づいて、実習を行ったり、データを処理したり、レポートを作成したりする必要があります。
講義資料の配布やリアクションペーパーの提出にはオンラインのシステムを利用する予定です。
資料の印刷や課題の提出のために、キャンパスのKIC設置のPC、プリンタ、ネットワークを利用される場合、ITCアカウントが必要になります。詳しくは日吉KICのHPを確認してください。
講義で知り得た事例等の情報をSNS等に投稿しないようにしてください。