科目名 | |||
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政治過程論 | |||
担当教員名 | |||
佐々木 孝夫 | |||
科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | 夜間スクーリング |
科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 2 |
キャンパス | 三田 | 共通開講学部 | 文学部「社会学特殊」として開講、経済学部「政治過程論」として開講 |
設置年度 | 2024 | 授業コード | 72435 |
社会における集合的な意思決定のプロセスにみられる相互作用、その過程で繰り広げている各アクターに関する理論やそれに影響を与えている制度の問題について、必要に応じて現実の状況に触れながら解説します。具体的には、以下のような計画に沿って進ます。なお、以下の講義計画は進行状況によって、順序や内容について変更する場合があります。
第1回講義内容
イントロダクション
・政治システムと政治過程
第2回講義内容
政治学のアプローチと系譜
「政治を知る」と「政治学を学ぶ」
第3回以降は内容が前後する場合がある。毎回授業にて説明する。
第3回講義内容
投票行動①-投票参加
なぜ、低投票率の傾向なのか考える
第4回講義内容
投票行動②-投票方向の決定
・コロンビア学派とミシガン学派
・業績評価投票やパーソナルボートなど
第5回講義内容
投票行動③
・様々な選挙制度(小選挙区制、大選挙区制、比例代表制、混合モデル)と投票行動
第6回講義内容
政治権力
権力概念 政党制 構造を中心に基礎的説明をおこなう
第7回講義内容
大衆社会の政治
「参考文献リップマン」を参考に考えてみる
第8回講義内容
政党システムや政治制度
政党システムなどのほか利益団体などにも触れる予定
第9回講義内容
政治的情報と政治過程①
・マスメディアの役割
・マスメディアが提供する政治情報の影響力
さまざまな研究仮説を振り返ってみる
第10回講義内容
政治的情報と政治過程②
・ネットと民主主義
・世論調査を考えてみる
第11回講義内容
代議制民主主義の機能不全と世論について
有権者は政治をどのようにとらえているのか。
理想の政治と現実の政治の乖離を考える
第12回講義内容
総括
その他の学習内容
・課題・レポート
期末の筆記試験(80%)と授業期間中に1回程度提出していただく予定のレポート(10%)、ならびに授業中の私の問いかけに対する回答や学生諸君からの質問などの普段の授業に対する貢献など(10%)を総合して評価します。
プリントを適宜配布する
授業に関連する資料を、必要に応じて配布することがあります。
テキストなどについては、第1回目の授業でも案内します
デジタル媒体とする場合もございます。詳しくは授業にて説明します。
授業中に適宜参考文献を提示します。ウォルター・リップマン著佐々木 孝夫訳『幻想の公衆 リップマン』 一藝社、2023
各回の講義に合わせて提供された授業の資料や各種メディアからの政治、社会情報も参考にしながら授業を受けてみてください。