授業科目の内容

1. 授業のテーマ及び到達目標
・英語教材、テスト、評価の理論を自らの経験をもとに理解することができる。
・英語教材、テスト、評価の理論を、専門用語を用いて説明し発想することができる。
・英語教材、テスト、評価の理論をもとに実際のテスト問題を作成できるようになる。

2. 授業の概要
　この授業では英語授業に関する教材、テスティング、評価の基本事項を理解することを目的とします。適切な評価とテスティングのプロセスや技術を理解するこ　　
　とで教員を目指す学生にそのプロセスの一貫性を意識してもらいます。授業では実際にテストを作成してもらい、更なる専門知識の理解を促します。また、教室
　内評価に伴うパフォーマンス評価やポートフォリオ評価といった学習プロセスの評価にも触れます。積極的に授業に参加することを望みます。

第1回講義内容
日本の英語教育と指導、テスト、評価のサイクル

第2回講義内容
教材のシラバスデザイン

第3回講義内容
日本における文科省教科書選定に関して

第4回講義内容
Authentic Material

第5回講義内容
言語テストとは(1) Washback Effect

第6回講義内容
言語テストとは(2) Test Specification

第7回講義内容
テストの3要素（妥当性、信頼性、実施性）

第8回講義内容
テストの基本的な分析

第9回講義内容
評価に関して(1)

第10回講義内容
評価に関して(2)

第11回講義内容
プレゼンテーション

第12回講義内容
総括とテスト

その他の学習内容
　　・・ポートフォリオファイル(オリエンテーションにて説明) ・作成したテストに関してのプレゼンテーション(オリエンテーションにて説明)

成績評価方法

･ ポートフォリオ (20%)
･ プレゼンテーション (40%)
･ テスト（１回）(35%)
･ 自己評価 (5%)

上の4つを総合的に見て評価をつける。

テキスト（教科書）※教科書は変更となる可能性がございます。

新学習指導要領にもとづく英語科教育法(第3版)/望月昭彦 大修館書店 2018

参考文献

中学校学習指導要領　外国語編/文部科学省 文部科学省 2020
高等学校学習指導要領解説　外国語編　英語偏/文部科学省 文部科学省 2020
英語テスト作成ガイド/小泉利恵、他 大修館書店 2018
Language assessment: Principle and classroom practice./Brown, D. Longman 2004

プリントを適宜配布する
プリントを適宜配布する

受講上の要望、または受講上の前提条件

配布資料や参考文献の情報を必要に応じて予習してください(約60分)