科目名 | |||
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スポーツセミナー スマートフィットネス | |||
担当教員名 | |||
山内 賢 | |||
科目設置 | 総合教育科目 | 授業形態 | 体育 |
科目種別・類 | 体育スクーリング/スポーツセミナー | 単位 | 2 |
キャンパス | 日吉 | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2024 | 授業コード | 42402 |
講座「スマートフットネス」は、知的にフィットネスを実践するという意味で名づけました。担当教員は、体育専門大学と慶應義塾大学体育研究所の専任教員として勤務した実務経験の他、健康関連体力向上を目指す某市民サークルの公認指導者であり、この講座では、先ず根拠(エビデンス)や事実(ファクト)を自覚して『運動習慣』のきっかけから持続可能な健康づくりを目標としたトレーニングの理論と実際を展開します。講座の理念は『運動の必要性』への動機づけや『身体つくり』の方法を示す指導者の支えと、学習者がアクティブに学ぶ姿勢の融合です。目的は、体力の維持・改善に関する学士力の修得であり、方法と内容は、健康関連体力(生活活動能力)を維持・改善するための立位・歩行姿勢、筋力、パワー、 柔軟性、持久力、バランス力等の『確認』、自体重の負荷やトレーニング専用マシーンで効率よく鍛えるといった『行動』、及び体組成(体内筋肉量、脂肪量、体内栄養状態等)を精密な体成分分析装置で計測する『観察』について、講座でのインタラクティブ(会話)、テーラーメイド(個別対応)、オンゴーイング(継続姿勢)により、「動いて 食べて 休んで 喜怒哀楽と共感で健康に生きること」の重要性と学びや自覚を誘発させることです。受講の成果は『行動と観察』 を上手に『評価』して、次の目標や目的を明確にして『計画』を立てることが出来ようになる自立と自尊です。当然、6 日間では、明確な効果を期待することができないかもしれません。しかし、講座内容を習慣化することにより、自己の健康関連体力は自然と無理なく改善されていくはずです。担当教員は、この講座を通じて、個々のペースで管理するボディビルディン グとコンディショニングの方法や、将来の健康につなげる体力つくりに役立つ身体知修得を望みます。「賢く動ける身体をデザインして健康美の追及!」が合言葉(キャッチコピー)です。
第1回講義内容
理論テーマ:フィットネスの基本を学ぶ ①「安全性について」
実技テーマ:健康的な姿勢の確認&トレーニングルームの設備・使用法について学ぶ
第2回講義内容
理論テーマ:フィットネスの方法論を学ぶ ①「歩行能力&トレーニングマシンによる自分の『筋力バランス』と体組成測定器による『筋肉バランス』の測定評価」
実技テーマ:至適運動強度を基にした実践(1)「至適運動強度の決定とトレーニング負荷に慣れる」
第3回講義内容
理論テーマ:フィットネスの方法論を学ぶ ②「筋肉の役割とトレーニングの原則」
実技テーマ:至適運動強度を基にした実践(2)+コーディネーショントレーニング
第4回講義内容
理論テーマ:フィットネスの方法論を学ぶ ③「筋力&栄養のバランス」
実技テーマ:至適運動強度を基にした実践(3)+Gボールトレーニング&スラックラインの紹介
第5回講義内容
理論テーマ:フィットネスの方法論を学ぶ ④「運動消費エネルギーと運動負荷」
実技テーマ:至適運動強度を基にした実践(4)+「歩行が歩好を経て歩幸になったら良し」をテーマにした歩容観察
第6回講義内容
総括
理論テーマ:フィットネスの方法論を学ぶ ⑤「コンディショニングの意義と必要性を理解する(これからの創造)」
実技テーマ:至適運動強度を基にした実践(5)「至適運動強度によるスマートフットネス実践のまとめ(姿勢、筋力の変化)
その他の学習内容
・課題・レポート
・授業中にフィットネス日記を記録します。
総括では今後のフィットネスに纏わるSDGsを表明してもらいます。
対面授業が出来なくなった緊急事態の場合は上記の授業内容と異なる内容になる場合があります。
○欠席や遅刻、服装の不備は減点します。
○出席率が60%(最低2/3以上の出席)ないと成績評価はしない。
○態度50%(実技を積極的に行うことが主な評価の視点です。講義中の居眠りや授業に不要な通信機器の使用は減点の対象)を求めます。
○理解25%(体力を観察する日記を正確に記入することはもちろんのこと、体力の観察・評価方法である運動処方への理解)を求めます。
○持続可能能力25%(履修中とその後における運動動機づけに関する自覚)を求めます。
●以上の5項目を点数化して、その合計点で評価します。60点以上で単位認定となります。
プリントを適宜配布する
プリントの内容で講話・プレゼンテーションします。
プリントを適宜配布する
授業内にプリントを適時に配布します。
○積極的に出席してほしい。授業中の実技では、毎回トレーニング日記の記入作業があります。日記は、レポートに対応するものであるので、丁寧に記録していただきます。また、日記が受講者の「トレーニング習慣への動機つけ」、「体力の観察の意味」、「健康を意識する資料」等の自己評価に役立つことに、担当教員は期待しているので、最終日に返却します。
○スポーツの特徴として「絆」がある。ただ身体を動かすだけでなく「心」が動く講座内容にしたい。積極的な意見交換ができるようなオープンマインドでの出席を心掛けてほしい
30名
協生館地下1階 トレーニングルームおよびエクササイズスタジオ
熱中症予防のためのドリンク(水筒もしくはキャップ付きのペットボトル飲料、水、スポーツ用飲料以外は認めない。)
運動ができるスポーツウェア
運動用シューズ(主に室内用です。加えて屋外用を要求することもあるが、通学がスニーカー類であればそれを流用する。)
タオル2枚(一枚はトレーニング用でもう一枚はエチケット用:使用したマシンや道具を拭くため)
筆記用具
運動をやる気 本気 続ける勇気 楽しみ学ぶ心
※自己判断でマスク準備
あり