慶應義塾大学通信教育部シラバス

科目名
スポーツセミナー フットサル
担当教員名
福士 徳文
科目設置 総合教育科目 授業形態 体育
科目種別・類 体育スクーリング/スポーツセミナー 単位 2
キャンパス 日吉 共通開講学部 -
設置年度 2024 授業コード 42404

授業科目の内容

 本授業は、フットサル技術の向上・フットサル戦術の理解を深め、フットサルの楽しさ、面白さを理解することを目的とする。前半は、個人技術・戦術を中心に、後半はグループ・チーム戦術を中心とした授業を展開する。各回の最後には、ゲーム形式を取り入れ、その日取り組んだ内容の実践と振り返り、まとめを行いながら理解を深める。その他、スポーツ実施時に必要となるウォーミングアップやストレッチ、クーリングダウンの重要性についても触れながら、ケガなくスポーツを実施するための基礎を習得することを目指す。また、チームメイトや対戦相手とのコミュニケーションを通して、仲間の拡大とコミュニケーション能力の向上を図る。
 講義においては、各回の内容についてサッカーとの違いにも触れながらフットサルの理解を深める。担当者は、通信教育部のテキストである「新・体育理論」の「第5章:スポーツと指導」を執筆し、現在でも各種スポーツ現場での指導を行っている。そのため、スポーツのコーチングやチームビルディング、チームワークやフェアプレー、障害者スポーツなど実際の指導現場で行われている「コーチング」についても話題提供を行う。
 履修にあたっては、経験の有無は問わず、初心者から経験者まであらゆるレベルの学生を対象とするが、主に体育の授業以外でフットサル(サッカー含)に取り組んだことのない学生を念頭においた授業内容とする。

第1回講義内容
講義:イントロダクション 演習:ボールフィーリング、基本技術(キック、コントロール、ヘディング等)、ゲーム

第2回講義内容
講義:フットサルの歴史とルール 演習:基本技術の確認、シュートとファー詰め、ゲーム

第3回講義内容
講義:フットサルのコーチング 演習:基本技術の確認、DFの三原則、ゲーム

第4回講義内容
講義:攻撃の基本戦術について 演習:攻撃の戦術(パラレラ、ダイアゴナル)、ゲーム

第5回講義内容
講義:守備の基本戦術について 演習:守備の戦術(マンツーマン)、ゲーム

第6回講義内容
講義:総括 演習:リーグ戦

その他の学習内容
  ・慶應義塾におけるスポーツ文化についても触れる予定である。

成績評価方法

態度点(取り組みの積極性、仲間とのコミュニケーション、授業運営への協力、リーダーシップ、フェアプレー、努力過程を評価[80%])と理解点(講義内容やトレーニングの意図、ルールを理解しゲームに取り組むことができるかを評価[20%])の合計で評価する。

テキスト(教科書)※教科書は変更となる可能性がございます。

プリントを適宜配布する

参考文献

プリントを適宜配布する

受講上の要望、または受講上の前提条件

・授業での身体活動を積極的に実践できるよう、体調を良好に保ち、日常より体力を高めておくことに努めること。また、毎回の授業で扱った内容について復習した上で、次回の授業に出席すること。
・男女共修であることを理解してプレーすること。
・経験者の履修も認めるが、初心者に配慮してプレーすること。
・遅刻、早退は認めない。

当授業の定員

30名

実施場所

日吉記念館

準備するもの

スポーツウェア、室内シューズ(土足厳禁)、タオル、水分補給のための飲料など