科目名 | |||
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法哲学 | |||
担当教員名 | |||
大屋 雄裕 | |||
科目設置 | 経済学部専門教育科目 | 授業形態 | 春期メディア授業 |
科目種別・類 | 単位 | 2 | |
キャンパス | - | 共通開講学部 | 法学部専門教育科目:法哲学 |
設置年度 | 2024 | 授業コード | M2435 |
法哲学のうち、法概念論と呼ばれる分野を中心に講義する。法とは何か、我々はなぜ法を守らなければならないか(あるいは守る必要はないのか)といった法理解の基本問題から出発し、法解釈とその方法論、現代的な批判までの範囲を検討する。具体的な進行は概ね歴史的展開を踏まえることとし、①伝統的理論としての(キリスト教)自然法論を対象として古典的な本質主義的法理解と遵法責務論について踏まえたのち、②近代に対抗的な理論として発展した法命令説・法実証主義を検討し、③反動としての自然法論の復権現象と、異なる立場から行われた有力な主張としての解釈理論について説明する。さらに④アメリカを中心に1980年代以降展開された批判理論以降の動向についても確認する。これらを通じて、法および法解釈という営為の性質に関する理論的な理解を深めることを目的とする。
第1回講義内容
イントロダクション
第2回講義内容
法概念論の基本問題
第3回講義内容
自然法論の展開
第4回講義内容
自然法論の展開
第5回講義内容
自然法論の展開
第6回講義内容
自然法論の展開
第7回講義内容
法命令説
第8回講義内容
法命令説
第9回講義内容
法実証主義
第10回講義内容
法実証主義
第11回講義内容
法実証主義
第12回講義内容
法実証主義
第13回講義内容
自然法論の復権
第14回講義内容
自然法論の復権
第15回講義内容
自然法論の復権
第16回講義内容
その後の法実証主義
第17回講義内容
その後の法実証主義
第18回講義内容
解釈理論
第19回講義内容
解釈理論
第20回講義内容
批判理論
第21回講義内容
批判理論
ビデオ講義の履修状況に加え、小テスト1回・レポート1回の成績、科目試験の成績による総合判定とする。
法哲学/瀧川裕英・宇佐美誠・大屋雄裕 有斐閣 2014
法哲学/平野仁彦・亀本洋・服部高宏 有斐閣 2002
よくわかる法哲学・法思想〔第2版〕/深田三徳・濱真一郎(編) ミネルヴァ書房 2015
問いかける法哲学/瀧川裕英(編) 法律文化社 2016
現代法哲学講義〔第2版〕/井上達夫(編) 信山社 2018
テキスト科目「法哲学」の学習を終えていることが望ましい。
小テスト1回。所定のシステムで、5月上旬に行なう。
レポート1回。所定のシステムで、5月中旬までに発表し、6月上旬に締切を設定する。
いずれも、正確な日程はK-LMSで告知する。
2018年度収録