講義要綱

国家、民主主義、政治制度、政党など、政治学の根本問題を学習する。

テキストの読み方

政治学は間口の広い学問です。テキストでまずその広さを味わってください。その上で参考文献を参照しながら、特に関心を持った政治学の領域について、さらに読書を進めていくとよいでしょう。

履修上の注意

ネット上に氾濫している安易な情報を鵜呑みにするのではなく、研究者の執筆した学術書・学術論文を読んでください。Google Scholarなどの学術文献用の検索システムが、文献探索に役立ちます。さらに、これらの学術文献には通常、参考文献が挙がっています。研究者（執筆者）が依拠した本・論文ですから、なおさら重要なはずです。このように「芋づる式」で学術文献にあたっていきます。

成績評価方法

科目試験による。

参考文献

伊藤光利・田中愛治・真渕勝『政治過程論』（有斐閣アルマ、2000年）
建林正彦・曽我謙悟・待鳥聡史『比較政治制度論』（有斐閣アルマ、2008年）

レポート作成上の注意

・ネット上で氾濫している安易な情報による作成は避けてください。まずテキスト・参考文献を腰を据えて読んでください。
・レポートは、１．、２．、３．…と節を分けてください。また、トピックごとに段落を分けて、各段落では一つのトピックについて論述するパラグラフライティングの方法を用いて作成してください。段落のはじめは必ず１字字下げを行ってください。
・参考文献の記述をそのまま引用する場合は、引用部分を「」で括り、どの文献のどの箇所を引用したのかを脚注などで明示してください。参考文献の記述を参照して、自分の言葉で論述を行う場合は、同様にその論述の基となった文献を脚注などで明示してください。
・レポートの末尾には、参考文献を提示してください。