科目名 | |||
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心理学(行動・個性) | |||
担当教員名 | |||
中野 泰志 | |||
科目設置 | 総合教育科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 3分野科目/自然科学分野 | 単位 | 2 |
キャンパス | 日吉 | 共通開講学部 | - |
設置年度 | 2025 | 授業コード | 12546 |
心理学は人間や動物の純粋な経験(現象)を整理し、その働き(機能)や意味を明らかにし、さらにその背景にあるメカニズム(機序)を探求する学問です。その究極の目的は、人間や動物の「こころ」(行動)の理解と予測であり、個々の豊かな生活(Quality of Life;QOL)を保障し、過ごしやすい社会を形成するための知見を科学的に究明していくことです。
私達人間を含め、生物にはそれぞれ個性があり、同じ状況下でも、それぞれが異なる行動をすることがあります。そして、それぞれがユニークでかけがえのない存在です。本講義では、それぞれの個性や行動がどのように形成され、発達・変容していくのかについて概観します。
前半では、ヒトの多様な個性について、パーソナリティと知能の側面を中心に解説します。また、何らかの原因で発達が阻害された場合に、どのような 困難(障害)が生じるのかについても概観します。後半では、ヒトを含めた動物の行動の変容に関する理論と実践について解説します。
実習、デモンストレーション、事例紹介等を行いながら、講義を展開します。また、学んだことの理解の程度を評価するために、毎回、リアクションペーパーを作成していただきます。
第1回講義内容
イントロダクション
第2回講義内容
行動・個性への心理学からのアプローチ
第3回講義内容
個性の測定(1):実習
第4回講義内容
個性の測定(2):理論
第5回講義内容
個性と障害(1)
第6回講義内容
個性と障害(2)
第7回講義内容
個性に影響する要因としての遺伝と環境
第8回講義内容
行動理論1:レスポンデント条件づけ
第9回講義内容
行動理論2:オペラント条件づけ
第10回講義内容
行動理論の応用(1)
第11回講義内容
行動理論の応用(2)
第12回講義内容
総括
その他の学習内容
・課題・レポート
・毎回、授業内で指示した課題に基づいて、リアクションペーパーを作成していただきます。
評価は平常点(リアクションペーパー)5割、試験5割です。
プリントを適宜配布する
スライド資料を配布します。
プリントを適宜配布する
参考文献は、配付資料に記載します。
授業内で、簡単な実習やデモンストレーション実験を実施します。
毎回、授業内で指示した課題に基づいて、リアクションペーパーを作成していただきます。
講義内で事例等を紹介することがありますが、講義で知り得た情報をSNS等に投稿しないようにしてください。