授業科目の内容

本講義は慶應義塾大学保健管理センターの医師が各自の専門分野で近年話題になっている疾患を概説し、健康な生活のヒントを提供することを目的とする。

第1回講義内容
現代社会では小児・成人共に「やせと肥満」の両方が問題になっている。それぞれにどのような健康上の問題があるのか、また適切な体型とは何か、について議論する。（担当　井ノ口 美香子 教授）

第2回講義内容
呼吸器感染症は空気感染、飛沫感染による集団感染を起こしやすいため、感染対策が重要である。講義を通して、肺結核症やインフルエンザ等の代表的な呼吸器感染症の基礎知識を習得し、具体的な感染対策を理解する。（担当 西村 知泰 准教授）

第3回講義内容
精神疾患による社会的な負荷は、がんや心血管疾患のそれを凌ぐ大きなものになっている。こうした状況について概観するとともに、一般的な治療アプローチについて議論する。(担当 佐渡 充洋 教授）

第4回講義内容
虚血性心疾患は生活習慣病の最終的直接死因のひとつであり、突然死の原因としても 重要である。その病態、予防、緊急時の処置について解説する。（担当　牧野 伸司 准教授）

第5回講義内容
最近のライフスタイルの変化が、糖尿病や高血圧を増加させている。これら生活習慣病の正しい理解とその予防・治療について学ぶ。（担当　広瀬 寛 教授）

第6回講義内容
最終日付近に試験、または課題・レポート、および総括を予定している。

その他の学習内容
　　・小テスト
　　・試験方法等が変更になる際は、授業初回で説明する予定。

成績評価方法

出席状況、および最終日付近の試験 または 課題・レポートを予定している。

テキスト（教科書）※教科書は変更となる可能性がございます。

新・保健衛生/慶應義塾大学保健管理センター 通信テキスト 2024

参考文献

プリントを適宜配布する
各授業で配布する予定。

受講上の要望、または受講上の前提条件

特になし。

講師の実務経験※実務家としての経験があり、その知見が授業に反映されている場合に、「あり」と表示されます

あり