授業科目の内容

図書館・情報学について、利用者の観点から図書館で提供される情報サービスの基礎的考察が行えるよう、情報サービス実現のための要素、情報資源、専門職、施設・設備、業務の諸原則などについて講義する。なお、担当者は、過去に京都府立総合資料館というMLA複合施設と京都府立図書館で、アーカイブズの管理運用やデジタルアーカイブ構築、企画調整などを経験している。その実務経験を活かしつつ授業を行う。

第1回講義内容
イントロダクション

第2回講義内容
情報とは何か

第3回講義内容
様々な情報資源

第4回講義内容
図書館サービス

第5回講義内容
図書館の歴史

第6回講義内容
メタデータの基礎知識

第7回講義内容
情報検索システムとデータベース

第8回講義内容
図書館を巡る現在

第9回講義内容
出版産業と流通の変容

第10回講義内容
博物館・公文書館の世界

第11回講義内容
デジタルアーカイブの展開

第12回講義内容
まとめ

その他の学習内容
　　・課題・レポート

成績評価方法

レポート

テキスト（教科書）※教科書は変更となる可能性がございます。

プリントを適宜配布する

参考文献

図書館情報学 第二版/上田修一・倉田敬子編著 勁草書房 2017
図書館情報学事典/日本図書館情報学会編 丸善出版 2023
ひらかれる公共資料/福島幸宏責任編集 勉誠社 2023

受講上の要望、または受講上の前提条件

幅広い課題に論及するので、平素から図書館周辺のさまざまな動向に注視すること。　
特に国立国会図書館のカレントアウェアネス・ポータル　https://current.ndl.go.jp/　を毎日チェックすることが望ましい。

講師の実務経験※実務家としての経験があり、その知見が授業に反映されている場合に、「あり」と表示されます

あり