科目名 | |||
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会社法 | |||
担当教員名 | |||
堀井 拓也 | |||
科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 2 |
キャンパス | 日吉 | 共通開講学部 | 経済学部「会社法」として開講 |
設置年度 | 2025 | 授業コード | 72503 |
本講義は、株式会社の組織・運営・管理に関する法的規律の中心をなす「会社法」を中心に解説・検討する。今年度は特に「機関」と「株式」を中心に取り上げる。株式会社に関する基本的な法的規律を理解し、説明できるようになることを目指す。また、コーポレートガバナンスや企業買収等に関する最新の問題・論点も取り上げる(第4回・第8回・第11回予定)。これらの問題についても若干の検討を加えたい。
第1回講義内容
株式会社法総論
第2回講義内容
機関総論
第3回講義内容
株主総会(1)権限・手続
第4回講義内容
株主総会(2)決議の瑕疵・近時の問題
第5回講義内容
取締役・代表取締役・取締役会(1)総論・取締役会の権限
第6回講義内容
取締役・代表取締役・取締役会(2)取締役と会社の法律関係
第7回講義内容
取締役の責任・株主代表訴訟
第8回講義内容
上場会社のコーポレート・ガバナンス/監査役会設置会社・指名委員会等設置会社・監査等委員会設置会社
第9回講義内容
株式制度概論
第10回講義内容
資金調達概論(募集株式の発行等)
第11回講義内容
組織再編・企業買収概論
第12回講義内容
総括(試験を含む)
その他の学習内容
・予習:講義内容に対応する概説書の該当部分を条文を引きながら通読する。
復習:配布資料を参照しながら講義内容を復習し、各回の復習問題(正誤問題・説明問題)に取り組む。講義内容に対応する概説書の該当部分を条文を引きながら通読する。
最終日に行う試験で評価する(100%)。
※追試験との平仄を合わせるため、授業を5分の4以上(5日目までに4日以上)出席していることを試験受験の要件(成績評価の前提)とする。
プリントを適宜配布する
講義資料に基づいて講義を進める。本講義の内容は、授業回数の問題から会社法の全範囲に及ぶものではない。それゆえに特定の教科書を指定することはしないが、予習・復習用に、定評のある(自分に合う)会社法の教科書・概説書を用意しておくことをお勧めする。
テキスト(教科書)欄を参照。
講義内で条文の内容を頻繁に確認する。横着せずに条文を丁寧にひくことが会社法学習の基本となる。