科目名 | |||
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政治過程論 | |||
担当教員名 | |||
金 宗郁 | |||
科目設置 | 経済学部専門教育科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 単位 | 2 | |
キャンパス | 日吉 | 共通開講学部 | 法学部専門教育科目:政治過程論 |
設置年度 | 2025 | 授業コード | 72534 |
政治過程論では、政治的装置や制度が「行うと考えられている」ことでなく、主に「現実に行っている」ことを研究対象にして議論される。つまり、現実の社会を分析し、どのようにすれば、望ましい社会へ先進できるかということに主眼が置かれる。そこで、本授業では国レベル(前半)と地方レベル(後半)に分けて各政治制度に関する概観とともに、それをめぐる政治過程の現状と課題について検討する。それに加えて政治過程の一つのアクターである市民に関して市民参加と協働を取り上げて最近の動向と議論を踏まえながらそれらの現状と課題について紹介する。
第1回講義内容
ガイダンス及び現代国家への発展過程:近代国家形成から現代国家までの発展過程を考察しながら、政府の役割について考える。
第2回講義内容
議院内閣制度:議院内閣制度の仕組みについて考察しながら、日本の議院内閣制の現状と課題について考える。
第3回講義内容
中央省庁と官僚行動論:中央省庁の主な活動を考察する上、官僚行動に対する理論的なアプローチを紹介する。
第4回講義内容
公共政策論Ⅰ:公共政策過程に関する理論と現状について紹介する。
第5回講義内容
公共政策論Ⅱ:公共政策過程に関する理論と現状について紹介する。
第6回講義内容
地方自治制度:地方自治制度について紹介する。
第7回講義内容
地方分権改革の現状と課題:2000年地方分権一括法(第1次分権改革)の内容と成果を紹介する上、地方分権の展望を考える。
第8回講義内容
二元代表制の現状と課題:自治体における首長と議会の関係を考察しながら、現状と課題について考える。
第9回講義内容
自治体の行政改革:自治体におけるNPM(New Public Management)型改革の現状について紹介する。
第10回講義内容
市民参加:市民参加の定義と種類を紹介しながら、市民参加の限界と課題について考える。
第11回講義内容
新しい市民参加への試み:近年の新しい市民参加の内容と事例について紹介する。
第12回講義内容
総括
その他の学習内容
・課題・レポート
レポート・テストによる評価。
プリントを適宜配布する
プリントを適宜配布する
特になし