科目名 | |||
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日本史概説 | |||
担当教員名 | |||
中島 圭一 | |||
科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | 夏期スクーリング |
科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 2 |
キャンパス | 日吉 | 共通開講学部 | 文学部専門教育科目:日本史概説 |
設置年度 | 2025 | 授業コード | 52530 |
交通・流通からみた中世日本
12~16世紀の日本は、さまざまな権力が分立し、大規模な戦乱も度々起こる一方、全国的な物資の流通が発達し、人々の往来も盛んになった時代でした。本講義では、列島内外を行き交うモノや人の動きを史料に基づいて確かめながら、背景にある政治や社会・文化のあり方を考えていくとともに、中世という時代の特質を受講者に理解してもらうことを目指します。
第1回講義内容
古代から中世へ
第2回講義内容
倉敷地の成立と発展
第3回講義内容
都鄙を往来する武士
第4回講義内容
荘園経営に関わる人々
第5回講義内容
遠隔地間を結ぶ商人と廻船業者
第6回講義内容
交通路整備と公権力・宗教
第7回講義内容
渡来銭の流通
第8回講義内容
中世貨幣と為替
第9回講義内容
宋人が担う日宋貿易
第10回講義内容
日本人による貿易と倭寇
第11回講義内容
中世的物流の解体
第12回講義内容
総括と試験
その他の学習内容
・課題・レポート
試験
プリントを適宜配布する
日本の歴史 07・09~14/ 講談社学術文庫 2009
シリーズ日本中世史 ①~④/ 岩波新書 2016
講義内容の理解を深めるために、参考文献として掲げた通史を何冊か読んで、中世史に対する自分なりのイメージを予め作っておくことを強く勧めます。