科目名 | |||
---|---|---|---|
宗教学 | |||
担当教員名 | |||
阿毛 香絵 | |||
科目設置 | 法学部専門教育科目 | 授業形態 | 夜間スクーリング |
科目種別・類 | 甲類・乙類 | 単位 | 2 |
キャンパス | 三田 | 共通開講学部 | 文学部専門教育科目:宗教学 |
設置年度 | 2025 | 授業コード | 52519 |
21世紀に入り、宗教性は今まで以上に私たちの現代的な社会において可視化し、政治、経済、文化の様々な領域において、社会を動かす重要な要素になってきました。それは日本に限らず、広く欧米社会やアジア、アフリカその他の近代化した社会を見ても同様のことが言えます。特に、プライベートな領域において身体実践を伴うスピリチュアルな探求、そしてよりパブリックな場面で宗教と政治、経済との新たな関わりが様々な国や地域で着目されています。本講義では、現代社会を映し出す鏡として「宗教」を捉えると同時に、歴史をさかのぼり、世界の主要な宗教に関する基礎知識を獲得することを目標とします。
扱う宗教は、神道、アフリカを中心とした世界の伝統宗教、ヒンドゥー教、仏教、道教、ユダヤ教、キリスト教、イスラームです。
時勢状況によって、多少に変更することがあり、特定テーマで講義をすることもあります。
予習として、基本的に映像を見てきていただいた上で講義を受けます。(例外もあります)。前の回にQRコードを示します。
世界の宗教の基本的知識を身につけることを通して、「宗教」とは何かについて自分なりの見解を持てるようになっていただきたいと思います。
初回で、進め方や評価などについて詳しく示しますので、必ず出席してください。
第1回講義内容
1 導入 宗教学の基礎―宗教性、教団宗教、スピリチュアリティ
第2回講義内容
2 神道
第3回講義内容
3 世界の伝統宗教(アフリカを中心に)
第4回講義内容
4 ヒンドゥー教
第5回講義内容
5 仏教
第6回講義内容
6 道教
第7回講義内容
7 ユダヤ教
第8回講義内容
8 キリスト教
第9回講義内容
9 イスラーム
第10回講義内容
10 まとめ
第11回講義内容
11 試験/学生発表
第12回講義内容
12 質疑応答+補論
その他の学習内容
・課題・レポート
・配信する動画を視聴する。
成績は、出席、および試験によって、総合的に判断して評価します。
教科書は特に指定しないが、授業の中で毎回、参考文献を指示する。
参考文献は授業内で提示します。
島薗進 『宗教学の名著30』ちくま新書 を読まれることを勧めます。
動画を必ずみてください。
教室に来る場合は、遅刻しないでください。
宗教というセンシティブなことについて話すので、途中から聴くと誤解を生み、正しい理解を妨げてしまうからです。
授業の紙資料や電子資料、授業音源や動画の配布は基本的にありません。
欠席しないようにしてください。